こんにちは。カトヒサ@hisayoskyです。
このたび大手企業グループのWeb マーケ担当になりました。
【40代未経験で転職できました】
12月より大手企業グループにてWebマーケ担当としてお仕事ができることになりました🎉医療職→無職→フリーランサーを経て異業種への転職です。
転職の壁をとっくに越えた40代でも転職できることがわかりました。
ちなみに今までやってきた仕事は副業として続けます
— カトヒサ🇯🇵地道なWebマーケ担当 (@hisayosky) November 30, 2019
【40代未経験で転職できました】
12月より大手企業グループにてWebマーケ担当としてお仕事ができることになりました🎉医療職→無職→フリーランサーを経て異業種への転職です。
転職の壁をとっくに越えた40代でも転職できることがわかりました。
ちなみに今までやってきた仕事は副業として続けます
ぼくの前職は言語聴覚士。
1年8ヵ月のフリーランサーを経て、40代未経験での転職です。
フリーランサーとしてぼくを知っていてくださった方々はいろんな疑問が浮かんでいると思います。
- なぜ転職しようと思ったか
- なぜWeb マーケだったのか
- どうやって転職先を見つけたか
- フリーランスはもうやめるのか
そこで今回は、このたびのぼくの転職についてお話します。
「40代だけど転職先が見つかるかどうか心配。。。」
「フリーランサーやってるけど、やっぱ会社に入ったほうがいいのかな?」
と迷っている方の参考にしていただける内容です。
ではいってみましょう。
ぼくの経歴
これまで以下のことをやってきました。
- 日本語教師
- 言語聴覚士
- 無職
- Web 系フリーランサー
そして今回はWebマーケ担当。呆れるくらいに一貫性がありません。
いろいろやりたかったわけではなく、その時できることをやっていったらこうなった感じです。
どうしてフリーランス辞めたの?転職に関するQ&A
Q. なぜ会社で働こうと思ったか?
フリーランサーとして、仕事のやり方やスキルレベルに不安があったからです。
一応仕事はできるものの、ちゃんとできているかどうか自信がありませんでした。
要するに、スキルが付け焼き刃すぎてバックボーンがなかったのです。
ツイッターを見ていると、たくさんの人が独学でプログラミングを始めて実績を作り、制作会社に入って修行しています。
そんな様子を目にするたびに「このままじゃやばい」という危機感が大きくなっていきました。
フリーのままで必要十分なスキルを身につける人ももちろんいます。
ただ、そういう人はやっぱりすごいです。
これまでの自分の成長スピードを見ると、このままフリーを続けてもそこそこのスキルしか身につかない気がしました。
そんなわけで「会社で働いてみようかな」という考えがちらつき始めます。
でも、本当にちょっとだけです。
会社で働く必要性を感じながらも、自分を採用する会社があるとは思えなかったんですね。
なにしろぼくは、近所にあったコワーキングスペースのアルバイトさえ不採用だった人間です。
だから「会社に入ろうかなぁ、どうしようかなぁ」と思うだけで、具体的には何もしていませんでした。
Q. なぜWebマーケティングだったのか
Webマーケは自分にできることと適性を考えた結果、やってみようと思ったもののひとつでした。
- コーディング (HTML、CSS、jQuery、WordPress、PHP)
- デザイン( Web、グラフィック)
- ライティング
- SNS 運用(ブログ、Twitter など)
これが 2019年12月現在のぼくのスキルセット。
これらを組み合わせて実施でき、自分が消耗せずにできることを考えると「Web デザイン」「ライター」「Web マーケティング」あたりになります。
コーディングやWeb 制作全般もスキルセット的には可能ですが、ぼくにはものすごく大変だったので除外しました。
三つの中でWebマーケを選んだ要因は、ズバリ「タイミング」です。
Webマーケで声をかけてくれた人がいたから、そっちへ行っただけ。深い理由はありません。
自分で会社を選んで動いていたら、おそらくWebデザインができるところを探していたと思います。
だからこれは「タイミング」とか「ご縁」としか言いようがありません。
Q. どうやって転職先を見つけたか
こう言っては身も蓋もないのですが、100%「運」です。年の瀬に、今年の運を使い切りました。
なにしろ会社で働く決心さえ固まっていなかったので、転職活動はおろかエージェントにさえ登録していませんでした。
それでも会社が決まったのは、こんな経緯です。
- ワードキャンプに行ってみた
- ワードキャンプの記事を書いて Twitter に投稿
- 「いいね」してくれた人の中に Web マーケ責任者の募集を出してる人がいた
- 「おもしろそうと思った方、まずはランチでも」という軽いノリだったので応募( Web マーケの話が聞ければよかった。務まるとは思っていない)
- 一旦は話が流れたが、急に「一度会ってお話ししたい」と連絡がきた
- 行ってみたらランチ食べていきなり面接でその日のうちに決まった
めちゃくちゃイレギュラーな流れです。
いろいろ事情はあったにせよ、先方はよくこれで採用したなと思います。ほんと試験とか何もやってませんから。
ぼくの方も、先方とお会いする前日まで相手がどの会社の方か知りませんでしたし、他社の検討もしていませんでした。
「そんなテキトーな決め方でいいの?」と思うかもしれませんが、会ってみたらいい方々でしたし、まあいいかと直感で決めました。
ダメならまたフリーでやればいいだけ。
フリーをやったおかげで会社に入ることが人生の一大事ではなくなっていたのも大きかったです。
今までは就職というものを大げさに考えすぎていたかもしれません。
Q. 何が評価されて採用となったか
推測ですが、人柄も含めてやってきたことを総合的に評価していただけたようです。
40代で「実務経験ゼロ」はそれほどネックにならなかったようで、先方は「 Web マーケのリテラシーあり」と考えてくれていました。
根拠はブログです。
ぼくのブログは
- 最高月間 80,000 PV
- 260 記事
- 月間最高収益 50,000円
といったところ。
素人ではないけれど、めちゃくちゃすごいわけでもない。
それでも「Webマーケのリテラシーあり」となるのは正直驚きました。そんなもんなんですね。
ぼくには「人間関係で前職を辞めた」というマイナスのエピソードがありますが、自分の言葉で経緯を説明できたのがよかったそうで、かえって好印象に取られたようでした。
おそらくですが、10年勤めていたのも「簡単に辞める人ではない」という信用になったと思います。
Q. 今後、フリーランス業はどうするか
会社員なったので、現在フリーランスではありません。
一旦卒業となりますが、フリーランスとしてやっていたことは副業として続けていきます。
幸い時間と手間とプレッシャーのかかる案件は請け負っていませんでしたので、このまま副業に移行できます。
結果として、フリーランス期間は「副業になるもの」を育てていたことになります。
ひとつひとつの案件が大きくなかったので、ちょうどよかったかもしれません。結果オーライです。
しばらくは会社員を続けるでしょうが、これがずっと続くとは思っていません。
会社に頼りきって生きていくリスクは、前職を辞めた時によくわかりました。
またフリーランスになってもいいように、会社で価値を発揮しながら自分の武器を磨いて本業に匹敵する副業を育てます。
フリーランスからの転職に踏み切って考えたこと
40代 転職の壁は越えられる
かつて近所のコワーキングスペースのアルバイト募集に落ちた時、「40代ってアルバイトにもなれないのか。こりゃ転職なんて無理だわ」と思ったものですが、その後にあっさり転職できてしまいました。
ですので「40代だからといって、そこまで絶望的ではない」というのが現在の認識です。
壁を越えるポイントは「40代を年齢でひとくくりにしないこと」。
40代という年齢はたしかにハンデです。
しかし40代になってなお、ゼロから実績を積み上げられる人は少ないはず。
すべてをゼロから教えなければならない20代より、ある程度社会的なスキルが身に付いている40代を採用したい会社もあるでしょう。
ひと味違う40代になった上で、それを評価してくれる所を探せば転職への道が開けます。
ただし言うほど簡単ではないので、ある程度の時間と努力は必要ですね。
打算的に考えない
会社辞めて1年半ほど経ちますが、思い通りにいったことはほとんどありません。
今回の転職もまったく意図しない形で実現しました。
ぜんぜん思い通りじゃないけれど、うまくいくことはたくさんあります。
「これをやったらこうなるはず」と打算的に動きすぎると、うまくいかないことばかりで折れてしまいます。
何になるかはひとまず置いておいて、よさそうなこと手当たり次第やってみる。
そしてそれを人に見てもらえるようにしておく。
打算的になって動けなくなるくらいなら、とにかく手を動かした方がいいですね。
まとめ:フリーランスにはいつでもなれる
フリーランスになるのは簡単です。はじめにちょっと覚悟がいるだけ。
考えようによっては、会社で働けるチャンスの方が限られているかもしません。
ぼくは常々「今やってることはフリーじゃなくてもできるなぁ」と思っていました。
海外を飛び回ってノマドワークしているわけじゃなし。
自分の事業を立ち上げているわけでもなし。
それなら降って湧いた転職の話に乗っかってみるのもいいか、と思いました。
会社で働ける期間は限られていて、誰でもいずれはフリーになります。
来るべき時に備えて会社員をやりつつ、引き続き個人で稼ぐ力をつけていきます。