東京の通勤ラッシュってすごいらしいわね。
せっかく東京で働き始めるのに、通勤するだけで疲れちゃうかも。。。
何か対策できないかしら?
という疑問にお答えします。
ぼくは2019年12月から東京で暮らし始めました。その前は長野に13年在住。
そんなぼくがまず心配したのが通勤ラッシュでした。
- 通うだけで疲れてしまい仕事にならない
- 人が寿司詰めなので手を離してもカバンが落ちない
- 弁当箱が割れた
- 肋骨が折れた
など地方出身者には信じがたい話がいくつかありますが、ぼくが聞いた限りすべて実話でした。かなり壮絶。。。
したがって地方出身者が地元と同じ感覚で通勤電車に乗るのはヤバイです。
そこでこの記事では、ぼく自身が実践している「通勤ラッシュ対策」をご紹介します。
ちなみに、ぼくの通勤に関するプロフィールは以下の通り。
- 電車通学・通勤経験なし
- 東京を含む大都市での生活経験なし
- 前居住地は長野県
- 前職の通勤時間は徒歩5分
現在1時間ほどの電車通勤(乗り換え1回)ですが、とくにストレスはありません。
特別なことは何もしていません。でもちょっとしたコツがあるんですよね。
これから東京暮らしをする人で「通勤ラッシュが不安だなぁ」という方はぜひ読んでみてください。
通勤ラッシュ対策。要は「ずらす」ことです
見出しのとおりで、キーワードは「ずらす」です。
ずらすポイントは4つあります。
- 時間
- 電車
- 車両
- 立ち位置
順番に見ていきましょう。
時間をずらす
いわゆる時差通勤です。真っ先に思い浮かぶのはこれでしょう。
出勤時間が8時半や9時の場合は、通勤時間を早い方へずらすしかありません。
ではどのくらい早くすればいいのか。
ぼくの乗っている線で調べたところ、7時台になると混み方のレベルが上がります。
ギリギリでも6時台なら7時台より混み方が明らかに緩いです。
6時台だとたとえ6時58分でも早起きしなければならないイメージがあり、乗りたい人が激減するのでは?と思っています。
他の線を調べたわけではないですが、この傾向はある程度当てはまると思います。
ギリギリでもいいから6時台を狙いましょう。
電車をずらす
特急、快速、各駅停車。早い電車ほど乗りたい人が増えます。
そこを逆手にとって遅い電車に乗れば、過剰な混雑の回避が可能です。
気になるのは、各駅を使った場合どのくらい遅くなるか。
ネットの路線案内サービスでは、一番早く着く乗り方しか教えてもらえないので各駅停車でかかる時間がわかりません。
これは自分で乗って確かめるしかありません。アナログですが一番確実な方法です。
ちなみに電車の種類が各駅しかない線だとこの手は使えません。
ここで言いたいのは、家を探す段階で自分が使う電車の早さに階層があるのかチェックすべきということです。
もし特急、快速などの早い電車があれば、混雑は避けやすいはず。
逆に各駅しかなければ、かなりの混雑を覚悟せねばなりません。
通勤ラッシュ対策は家探しの時から始まっています。
車両をずらす
同じ電車でも車両によって混雑具合が違います。具体的には、先頭と最後尾の方の車両は空いていることが多いです。
というのも、先頭や最後尾は到着駅の出口から遠く、長い距離を歩かねばならないから。
早く目的地にたどり着きたい通勤客はこれを嫌う傾向があります。
東京のような大都市では電車が「新幹線か!」と思うくらい長い。だからこそ起こる現象です。
立ち位置をずらす
同じ時間の同じ車両の中でも、立ち位置によって混み方が違います。
具体的に混雑が厳しいのは下図の赤いエリアです。
「電車に乗りましたら、車内の中ほどにお進みください」というアナウンスを耳にしたことはありませんか?
あれは車両の中の方にスペースがあることを示しています。
椅子の前の通路にあたるところは、人が入って来にくいので比較的スペースに余裕ができやすいのです。
また出入り口から遠いため、人の出入りによる圧迫も激しくありません。
座っている人の前なら、本を読んだりスマホを見たりする余裕もあります。
したがって、混雑時でも比較的楽なエリアと言えます。
通勤ラッシュで使いやすいバッグの条件
「バッグなんてなんでも同じでしょ?」と思うかもしれません。
しかし、ある程度の大きさになると、ラッシュ時に使いやすいものと使いにくいものがはっきり分かれます。
通勤ラッシュで使いやすいバッグの条件は以下のとおりです。
- 厚くない
→厚いと人に押されやすいし押しやすい - 肩がけから手提げへの移行がスムーズ
→混雑具合によってさっと手提げにできるものが便利。混んでないときは肩がけできたほうが楽 - 持ち手がしっかりしている
→長時間、提げていなければならないこともあるので。 - スマホ、財布がさっと取り出せる
→スマホや財布がスムーズに出し入れできないと、ラッシュの流れを止めて迷惑をかける
どんなバッグがいいかは人によってそれぞれ。
好きなものを使えばいいですが、一応ぼくの結論を書きますと「革のトート」が最適でした。
P.I.D.のトートバッグ。こちらは先の条件をすべて満たしています。
軽くて、会社に持っていっても違和感なし。普段使いもできます。
通勤ラッシュとは関係ありませんが、持ち手がずっと立っているので取り上げるのが楽です。
自立するうえ底には鋲も付いているため、飲食店などでバッグを置く場所がなくても床に置けます。
牛丼屋さんなどカウンターの店をよく使う身としては地味に重宝する機能。
わりとロングセラーの商品で、アマゾンはもちろん東急ハンズでも取り扱い中です(2019年12月現在)。
ちなみにぼくはリュックも好きですが、通勤では使う気になりません。
荷物が増えれば厚くなりやすいですし、肩がけから手提げにするのもトートよりは手間取ります。
持ち手が小さいため、長時間提げるのは辛い。
荷物の量にもよりますが、通勤に使うなら革のトート一択です。
引っ越し先を決める前にやるべきこと
先にも少し書きましたが、通勤ラッシュ対策は家探しのときから始まっています。
ですので時間に余裕があれば、朝の通勤ラッシュを体験しておきましょう。
ラッシュの大変さは自分で体験しないとわかりません。
体験してみたら、思ったよりは大したことなかったなんてもことも。
とりあえず家を決めてしまうより、ラッシュのイメージをつかんだ上で家探しの参考にするといいですよ。
究極的には電車に乗らないという選択肢もある
電車に乗らなくてもいいところに住むのも選択肢の一つです。
ただし職場や学校の場所にもよりますが、家賃が高くなるのは覚悟すること。
とはいえ、電車に乗らないメリットは大きいです。
- 通勤のストレスがゼロ
- 通勤に使うはずの時間が別のことに使える
- 人身事故などのトラブルに巻き込まれない
お金をかけるだけのメリットは確実にあるので、あきらめないで一度は検討してみてください。
まとめ:通勤ラッシュを完全に避けるのはむずかしいが、対策する余地はある
通勤ラッシュが常軌を逸して厳しいのはピークの時間だけです。
ピークを少しずらせば、地方の満員電車並み。これなら地方出身者でもなんとかなります。
解説してきたとおり、ピークのずらし方はいくつかありますので、自分にできることを試してみればOKです。
本記事を参考に、ゲーム感覚で通勤ラッシュをクリアしてください。