こんにちは。カトヒサです。
フリーランス(個人事業主)としてTwitterを運用する意味ある?
めんどくさいしフォロワー増えないし、メリットもやり方もよくわからないのよねぇ。
Twitterはちゃんと運用しておくと以下のようなメリットがあります。
- 集客に使える
- 幅広くコミュニケーションが取れる
- 情報源として活用できる
ぼくは会社を辞める半年前から右も左も分からず Twitter の運用を始めました。
2年くらい経った2019年9月現在、フォロワー数は2300弱。爆速ではないですが毎月着実に増えています。
率直に言ってTwitter をやっていてよかったし、やっていなければ現在の自分はなかったとさえ思います。
とはいえ、やったことがないとメリットや運用のコツはよくわからないでしょう。初期の頃は「フォロワーが増える」のが不思議でしょうがなかったです。
そこで今回は「Twitter を個人事業主として運用するメリットとコツ」を解説します。
- Twitterをやるメリットが今ひとつわからない
- 運用の仕方が全然わからない
という人が「よーし、それならやってみるか」と思える記事を目指して書きました。
ではいってみましょう
個人事業主としてTwitter を運用するメリット
まずメリットをざっと挙げます。
- 自分のポジションが作れる
- 仕事の依頼が来る
- 仕事以外のお問い合わせも来る
- 自分に関係のある情報をタイムリーにキャッチしやすい
- 横のつながりが作りやすい
ひとつずつ見ていきましょう。
メリット1「自分のポジションが作れる」
普通に個人事業主をやっていると自分が「何者か」をあまり意識しません。
この「何者か」がいわゆる「ポジション」です。
Twitter で自分フォローする人は「この人をフォローすればこんな情報が得られる」という期待をしてフォローしてくれます。
- スゴ腕のコーダーならコーディングの Tips やWeb制作業界の最新情報。
- 主婦だけど株取引がすごい人なら、主婦業しながら株取引を上達させる方法や取引スキル。
- すごくはないけどがんばってるフリーランサーなら、フリーになりたての時に起こることや考えていること。
いずれも「何者か」がはっきりしているから「得られる情報」がわかりやすいですよね。
ふつうに仕事をしていてもポジションはわかるかもしれません。しかしTwitter を運用することでより明確にしていくことができます。
最初はあやふやで取ってつけた感があっても、運用しながら固まっていくのが「ポジション」だと個人的には思います。
ポジションがあると関連のある人を引き寄せますし、活動の方向性が定まったりします。当然ビジネスにも活かせるので、意識しておくといいですよ。
メリット2「仕事の依頼がくる」
「自分ができること」を広く知ってもらえると、仕事の依頼がきます。
頻度は多くありませんが、ぼく自身はコーディングとイラストの依頼がいただけました。
依頼がくるようにするには「しっかりTwitterを運用していること」が条件になります。
過去にコーディングの依頼で連絡をくれた方は
- コーディングはできそうか
- 密に連絡を取れそうか
- 人間性は大丈夫か
を過去のツイートで確認した上で声をかけたと言っておられました。
このくらいことはツイートを見ていればわかってしまうのです。
真実はともかく、いい加減に運用したら「いい加減な人」であると自分で宣伝してしまうようなもので、もったいないですよね。
メリット3「仕事以外のお問い合わせもくる」
これが意外と多いです。内訳は以下の通り。
- 話を聞かせて欲しい
- 質問
- お礼(勇気をもらった、励まされたなどで)
すぐに何かになるわけではありませんが、思ってもなかったつながりができたりするのがおもしろい。
この世界、人とのつながりは財産です。方向性も変わるし自分の現在地を知ることもできます。
Twitterがなかったらこんなに気軽にコンタクトを取ってもらえなかったでしょうね。ツイッター様さまです。
メリット4「自分に関係のある情報をタイムリーにキャッチしやすい」
フォローするアカウントにもよりますが、自分に関係のある重要な情報が流れてきやすいです。
ちなみにぼくは、フリーランススキルの基礎を学んだ iSaraも、継続的に案件をいただいている Web幹事のライター募集も、ツイートを見て知りました。
どちらも応募してなかったら今相当苦しかったはずです。
情報は検索しても得られるんですが、タイムリーなものはTwitterが圧倒的に強いですね。
メリット5「横のつながりが作りやすい」
Twitter をきっかけに横のつながりができることはめずらしくありません。
Twitter 上での交流から本当に会うパターンもあったし、「会ってくれる人を募集」という企画を通して会うのもやりました。
DM のおかげで自分から連絡を取って会いに行くこともできます。
とくにやりとりがなかったとしても、ツイートを見ていると実際に会ったとき話しやすいです。
横のつながりは仕事というより刺激になるものです。
「朱に交われば赤くなる」とも言いますし、すごい人の中に混ぜてもらうのは大事なことだと思っています。
「信頼性重視」でTwitterを運用するコツ
ぼくがやってきた Twitter 運用のコツをお伝えします。
基本的に「信頼性を積み上げていく運用」なので、爆速でフォロワーは増えません。
しかし大きく減少することなく、毎月確実にじわじわと増えてきていますので、再現性がある方法かと思います。
プロフィールを充実させる
自分をフォローする人は、①ツイートを見て、②プロフィールで何者かを確認し、③過去のツイートを眺めた上でフォローをするかどうかを決めています(少なくともぼくはそうです)。
ですのでプロフィールを充実させることは重要です。
- 何をしている人か
- 実績
- これまでの経緯
- ツイートしている内容
このような項目を盛り込みます。
ちなみにぼくの場合は以下のような感じです。
- 何をしている人か: コーディング、デザイン、ライティングの人。会いに行けるフリーランス。
- 実績: ブログ月間8万PV達成。
- これまでの経緯: マレーシアで日本語教師→赤十字病院で11年間言語聴覚士→人間関係で退職→iSara3rd参加→コーディング学習3ヶ月目からフリーランス
- ツイートしている内容: 40代ゼロスタートランサーのリアルを毎日ツイート
「実績」はなければ書かなくてOKです。
「経緯」は現在につながるようにを並べましょう。
「ツイート内容」と実際のツイートは必ずリンクさせるようにします。
ツイート内容を絞る
自分のポジションに関係のあることだけをツイートするようにします。
ぼくの場合ですと以下のようなことです。
- ゼロスタートのフリーランスの日常
- デザイン、コーディング、ライティングのTipsや取り組んでいること
- 案件などの成果、失敗
フォロワーはファンではありません。フォローした目的を叶えるようなツイートを心がけるとよいでしょう。
プロフィール写真はちゃんとしたのを使う
プロフィール写真は気合を入れましょう。
といいつつ、ぼくは自宅で自分で撮った写真を無修正で使っています。
ただ、納得の1枚ができるまでめちゃくちゃたくさん撮りました。質を量で担保したわけです。
写真が嫌ならイラストでもいいですが「人がやってるよ」という感じのものがいいですね。
動物とか似顔絵のイラストはOK。でもスパゲティやカップのような写真はよした方がいいですね。
個人的には信頼感のある「写真」がおすすめです。顔出ししても被害はないですよ。有名じゃありませんから。
定期的にツイートする
毎日だいたい決まった時間にツイートすると、ちゃんと活動しているのがわかり安定感のある運用になります。
ちなみにぼくは8時、12時、16時、21時を目安に投稿しています。
「いいね」をする
ぼくは気づいた時しかやってませんが、「いいね」をしてもらうことでその威力を感じています。
- 毎回「いいね」をしてくれる人
- こちらが「いいね」押したらすぐに「いいね」が返ってくる人
は目立ちます。
「いいね」も自分を知ってもらえるポイントになります。とはいえ、気負わずやればいいでしょう。
リプライ、引用リツイート 、DMには極力返信する
メッセージをくれる方々はどうも「返事は来ないだろう」と思っているようです。
なので返事をするとびっくりされます。
それだけにやったほうがよいと思っています。やっぱり返事があるとうれしいですし。
おかしなものでなければ積極的に返事をしてコミュニケーションをとっていきましょう。
貢献できることをする
「役に立つ」と並んで「貢献」は一つのキーワードと思っています。
具体的には
- 人のツイートを拡散する(リツイート)
- 企画でギブする
このくらいなら、Twitter始めてすぐでもできるかと。
リツイートはされると単純にうれしいです。
引用リツイートなら絡みやすいのでなお意識してもらえます。せっかくならコメントをつけて引用するのがおすすめです。
企画は何でもいいですが、よくあるのは「イラスト書きます」「ブログのアドバイスします」といったものです。
この辺はアイデア次第でいくらでもできますね。
ぼくの場合は「会ってくれる人募集企画」ですね。経験をシェアするのもありますが、自分が会社を辞めたとき「会いに行けるフリーランサー」がいなかったのでこんな企画をやっています。
まとめ:個人事業主としてTwitterはメリット多い。自分と一緒にアカウントも成長させよう
個人事業主がTwitterを運用するメリットとコツをご紹介しました。
いろいろやっていましたけれど、はじめから全部やってたわけではありません。
できることを一つずつやっていき、自分の中に定着したらまた新しいものを取り入れればよいかと思います。
ゆっくりじっくり育てていくと、ここに挙げた以外にも思わぬメリットが生まれるかもしれません。
「とりあえずやってみる」が第一歩ですよ。
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