知ってる知ってる。
トランプ大統領がときどきやらかす140文字のFacebookでしょ。
ってずーっと思ってました。
ごめんなさい。そしてこんにちは。カトー(@hisayosky )です。
TwitterとFacebookはどっちも同じSNSでありながら性質はまったく違います。
同じだと思って運用するとTwitterで痛い目を見ます。どうやって使えばいいのかわからなくなり、ただ一人でつぶやくだけのメディアになるのです。ぼくはそうでした。ひとりでブツブツとつふやいてました。
Facebookのように「今日のランチはこんなんでしたよ。どーん」みたいな投稿をしてもTwitterではなかなか反応が返ってきません。
Facebookなら「友達お願いしまーす」で相手を作れますが、ツイッターでフォロワーになってくれるかどうかは100%相手の自由意志に基づいています。
フォロワーなんてどうやったらできるんじゃー!!と取り乱しイヤになってもおかしくはありません。ぼくはそうでした。イヤになってアカウントを数年間ほっぽらかしました。
それでも気を取り直して続けたところやっとフォロワーが100人に届きそうなところまできました。
全然大したことないじゃないのよ!!
と思うでしょ? 実際たいしたことはありません。
日本ツイッターユーザー調査2016年版によるとフォロワー数500人以上でだいたい上位5割以上に入れます。
ちなみに2000人以上だと上位6パーセントです。
世の中にはあれよあれよという間にフォロワー1000人なんて人がいる一方で、数年間フォロワー20人の壁が越えられなかったぼくのようなツイッター弱者もいます。
いや、20人どころかよくわからずにアカウントを放ってある人だっているはずだ、そうでしょ奥さん。
そんな瀕死のツイッター弱者が100人までフォロワーを伸ばす過程でわかったことがあります。それは、
Facebookは日記、Twitterは記事である
ということです。この違いを意識しておくとツイッター運用が驚くほどにスムーズになります。
- Twitterをこれからはじめようと思っている人
- Twitterやっているけれどぜんぜんフォロワーが増えなくてイヤになっちゃってる人
はこの先の記事をぜひ読んでください。
すでにTwitterがぐるんぐるん回転している方は残念ながら役に立つこと書いてありませんので、ここでおかえりいただいてツイートの一つや二つしていただくのがよろしいかと思います。
でも興味あったら読んでってくださいね。
ではいってみましょう。
そもそもツイートってなんだ
超初心者向けに書いているので、ツイッターの機能から簡単に説明します。
- ツイート:
投稿すること。いわゆる「つぶやき」。自分の書いたものがタイムライン(TL)のなかに投稿されます。 - リツイート:
「これいいな」と思った誰かのツイートの横流しすると思ってください。Facebookでいうところのシェア。 - 引用リツイート:
自分のコメントをつけてツイートを横流しすること。いいなと思った誰かのツイートに「共感しかない!!」とか自分のコメントをつけてシェアするわけです。
とりあえずこれだけわかれば十分です。
日記と記事の違いは「他者にとって価値があるかどうか」
「Facebookは日記、Twitterは記事である」とさきほど書きました。
日記と記事の違いはこちらのツイートにあるとおりです。日記とブログの違いとなっていますが「ブログ=記事」と思ってください。
今朝るってぃ@rutty07z が「日記とブログの違い」についてとてもいい話をしていたので図にしてみました。 pic.twitter.com/2t6Jz4lsTJ
— あんちゃ/執筆屋 (@annin_book) August 6, 2017
上から抜粋します。
日記:自分のための忘備録。基本的に他者にとって価値なし。
記事:自分の体験を「価値」に変え、他者に向けて発信している。悩みの解決や新しい気づきを与える。
なぜこの違いを意識しないといけないのでしょうか。
それは「友達とフォロワーはまったく別のものだから」です。
「友達」と「フォロワー」はまったく別の人たち
Facebookの友達は相互承認で増えます。
「お願いします」「いいですよ」というやり取りにより関係ができます。なので見ず知らずの人とは友達になりにくいです。
知っている人や知り合いの知り合いがおもな対象となります。知っている人同士なので一度友達になってしまえばそう簡単に「やーめた」とはなりません。
つまり意図して集められるし引き留める努力をしなくてもよいのが「友達」と言えます。
いっぽうでTwitterのフォロワーは完全に相手の自由意志で増えていきます。
フォロワーになってくれるかどうかは見たこともないどこかのだれかの胸三寸です。いったんフォロワーになったとしてもすぐにやめてしまうかもしれません。
フォロワーは勝手に増えるし、増えても引き留めておかなければあっさりといなくなってしまうのです。
Facebookの友達にくらべてなんともつかみどころのない存在なのです。
まとめますと
☑Facebookの友達:こちらの意思でなってもらえるし簡単にいなくならない。
☑Twitterのフォロワー:こちらの意思とは関係なしに増えたりいなくなったりする。
ゆえにTwitterではフォロワーにとって価値のある発信が必要です。これが「Twitterは記事」といった理由です。
逆にFacebookの場合は、発信に価値があろうとなかろうと友達はいなくならないので日記でよいというわけです。
最初から価値のある発信はできない。じゃあ誰かの発信をリツイートしよう
さあTwitterでは他者にとって価値のある情報が必要であるとわかりました。
問題はどうやって価値のある発信をするかですが、はじめは自分の言うことにたいした価値はないと割り切りましょう。
かわりに人のツイートを横流しします。さっきお話した「リツイート」ですね。
たとえばこんなツイートがいいなと思ったらリツイートします。
イケてる経営者の方と飲みたいです。デザインのレビューできます。お誘いお待ちしてます。
— こばかな / THE COACH CEO (@kobaka7) February 14, 2018
ここには写ってないですが下のほうにリサイクルマークみたいなアイコンがあります。そこをタップするだけです。
自分にとって価値がある情報はほぼ間違いなくほかの誰かにとっても価値があります。
なので誰かに向かってリツイート(横流し)するのです。
たったこれだけで「価値のある発信」ができます。簡単で手堅いやり方です。
ただし自分がおもしろいとかすごいと思った人をあらかじめフォローしておきましょう(あまりビッグすぎない人がベター)。この人たちが価値のある情報を提供してくれます。
リツイートには「お礼」の意味もあります。
見知らぬ誰かにリツイートしてもらえるのはうれしいものです。正直、リツイートしてもらえたら跳んではねます。「いいね」もうれしいですが「リツイート」のほうが断然上です。
なのでいいと思ったものは遠慮なくリツイートさせてもらいましょう。ツイート主もよろこんでくれるはずです。
よろこんでくれると「いいね」とかコメントといったリアクションがあるので、こちらのテンションも上がります。
ツイッター界最強の情報発信「引用リツイート」を多用すべし
「リツイート」はたしかにうれしいですが、情報提供者にとって一番うれしいのは「引用リツイート」です。たとえばこんなかんじ。
賢いかどうかより作業に時間と労力をどれだけつぎ込めるか。つぎ込んでも苦でないくらい好きなことができているか。
すごい人を見てるととてもそう思います。自分に足らないのは作業量だと。
賢さがうまくいく条件であればちょっと自分のぞみないです(-_-;) https://t.co/yXZLGbhL9C— カトヒサ@Webマーケとライティングの人 (@hisayosky) February 14, 2018
ここには写ってないですがこの下に人のツイートが貼りついています。
引用リツイートはただのリツイートとぜんぜん格が違います。してもらえるとめっちゃうれしいです。
当然ツイート主からレスがくる確率も上がりますから、余計に引用リツイートしたくなって自分のツイート数が激増します。ツイートが増えれば情報発信の質も上がりいいことずくめです。
なのでどうせリツイートするなら「引用リツイート」を強くお勧めします。
「ツイッター界最強」というのはあくまでカトーの基準においてです。ご了承ください。
喜ぶ人を増やすことがフォロワーの獲得につながる
フォロワーになってくれるかどうかは完全に相手の自由意志です。
だから「フォロワーを獲得する」という言い方は本当は正しくありません。獲得しようったって獲得できないのがフォロワーなのです。
けっきょくフォロワーを増やすためにできることって「人を喜ばすこと」だと思っています。
そのためにもっとも効果があるのが引用リツイートです。
引用リツイートすれば喜ぶ人が3種類いるはずなんですよね。
①フォロワー:価値のある情報を手に入れられる
②ツイート主もしくは記事を書いた人:拡散してもらえる上にコメントまでもらえる
③自分:レスが返ってきたりしてツイッター上でコミュニケーションができる
この結果としてなぜか勝手に増えるのが「フォロワー」です。少なくともぼくの経験ではそうでした。
なので注力すべきは「なるべく人が喜ぶ情報発信」なのです。
はじめはリツイート5、自分のつぶやき1でやってみてはどうだろう
引用リツイートを連発するのもいいですがそれだけですとボットみたいなので、たまには自分のつぶやきも入れたほうがいいです。
価値のある発信は引用リツイートでやってあるので、自分のつぶやきは役に立つとか関係なく単純につぶやきたいことでいいと思います。たとえばこんなかんじ。
水飲み実践中。
先日、サトさん(@satomake12)のツイートにより肌対策ゼロであることがわかったので、アドバイスにしたがい水(寒いのでお湯)を飲みまくっております。そしたらね、肌はまだどうってことはありませんが、おならが臭くなってきました。これは想定内なのかどうなのか。。。デトックス
— カトヒサ@Webマーケとライティングの人 (@hisayosky) February 6, 2018
ちょっとくらい人間味があったほうがリツイートにも色が出ておもしろくなります。ギャップ萌えというやつですね。
ただし自分のつぶやきは名言でないほうがいいです。
自分の経験に基づく言葉ならいいですが、どこかで聞いただけの言葉だとなぜか相手にわかってしまうものです。そういう言葉では心は動かないんですよね。
いま思いつく自分の言葉が一番です。それを積み重ねた先に自分を発信源とした価値のある情報発信が生まれるかもしれません。というか続けていれば間違いなくツイートの質は変わってきます。とにかく続けることです。
続けるためにも「引用リツイート連発」をお勧めします。本当に誰にでもできますから。
まとめ:ツイッター弱者はとりあえず人のふんどしで相撲を取ろう
- ツイッターでは他者にとって価値のある情報発信が吉だよ。
- 引用リツイートで簡単に価値のある情報発信ができるよ。
- けっきょくフォロワー増へ最短の道は「たくさんの人を喜ばせること」だよ。
- たまには自分のつぶやきを入れるとギャップ萌えでいいよ。
- なんかすごく戦略的に書きましたが、じつはぜんぶあとからわかったことです。
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