Webマーケティングがまだない会社に入って2ヶ月経ちました。
今回はこの2ヶ月でインハウスのWebマーケターとして身につけておいてよかったスキルを5つ紹介します。
どれもそんなに高度なスキルではないですが、普通の社員の方々にはないものでした。だからこそ代わりにやってあげるとありがたがられます。
スキル1「デザイン」
主にPowerPointの資料の直しで使いました。
多くの会社はパワポ感満載の資料を当たり前のように使っています。ものすごく見づらいはずなんですが、見づらいことにさえ気づいていない。
だからデザインを取り入れて見やすいものを作るとものすごく感動してもらえます。対外的に出している資料ならなおさら。
デザインスキルといっても、ぼくが使えるのは基本的なことだけ。いわゆる「デザインの4原則」を使い倒しているだけなのですが、普通はそんな原則の存在さえ知りませんよね。
本や動画講座で学ぶだけでも、ワンランク上の資料が作れるはず。非常にコスパのいいスキルです。IllustratorやPhotoshopが使えるかどうかは二の次。兎にも角にもデザインスキルです。
スキル2「Webライティング」
文章は普通に書けるだけに、Webライティングでも同じように自分の好きなことを書いてしまいがちです。これをやるとメルマガでもブログでも集客にならず、「効果ないね」となります。
Webで読んでもらえるように文章を直して効果を数字で見られるようにすると、違いがわかってもらえる。
ライティングスキルなんて本屋に行けばいくらでも解説書は見つかるのですが、そんなことをしようと思う一般社員はまずいません。だから代わりにやってあげたり、書き方を教えたりすることに価値があります。
スキル3「CMS」
WordPressでブログ書いている人にしてみたら「そんなものがスキルなのか!」と言われそうですが、間違いなくスキルです。なぜなら皆さん、CMSのことをよく知らずにCMSの話をしていたりするから。
弊社のようにまさにこれからホームページを作ろうとしている会社では、CMSとはどんなものかイメージがないとWebマーケティング担当としてはかなり苦しいです。
弊社の場合、外注で作っているサイトと内製で作っているサイトがあります。いずれも今まで触ってきたWordPressなどの経験がなかったら有用なアドバイスはできませんでした。
ぼくはWordPressサイトのコーディングはダメでしたが、ざっくりと仕組みはわかります。それだけでも一般の社員さんよりは踏み込んだ話ができるのです。
スキル4「Excel」
これからWebマーケティングを導入しようとしている会社なので、始めるのは新しいことばかり。「これやってみたいんです」と言っても、社員の方々にしてみらばどう判断したらいいかわかりません。
だから数字が必要で、数字を効果的に見せるためにExcelのスキルが必要でした。といっても、ピボットテーブルが使える程度のことです。
転職する前はピボットテーブルの存在さえ知らなかったのを、1週間程度で本を見ながら覚えました。これがなかったら、説得力のある数字は出せなかったです。非常にコスパのいいスキルでした。
スキル5「インタビュー」
会社のことを知るのと今後の顧客ターゲットを考えるために、社員の方々にインタビューをしました。そのとき地味に役に立ったのが、インタビューのスキル。
インタビューについて特に学んだことはありませんが、病院勤務の時にスタッフの話を聞いてはメモを取ってまとめるというのをよくやっていました。それが今頃になって生きた感じ。
話を聞いて、メモして、まとめればいいだけではありますが、いきなりやれと言われたらなかなか厳しい。ちゃんとやるなら準備もアドリブも必要なので、未経験ならいくらか練習しておいた方がいいです。
まとめ
以上、インハウスのWebマーケターとして身につけておいてよかったスキルを5つ紹介しました。
弊社のようなWebマーケティング導入期の会社では、データ分析や広告運用などの小むずかしいことが出てくるのはまだ先です。
それでもやることはたくさんあります。基本的なことをしっかりやるだけで目に見えて変化が現れるので、社内の信用を得るにはいい時期かもしれません。
一般社員さんより少しだけできるスキルがいくつかあれば、マーケターとしては仕事になります。だから使えそうなスキルがあったらちょっとだけ勉強しておく。この仕事はアウトプットを前提に勉強ができますね。