「何回勉強しても英語が話せるようにならない」と悩んでいませんか?
ぼくもこれまで「効果がある」といわれる英語勉強法をいくつも試してきましたが、いまだにカタコトレベルです。
そろそろ諦めモードになっていた昨今、「これは!」と思う勉強法が見つかりました。
それは「音読」です。
え? 音読なんて効果あるの?
どちらかというと地味で重視する人も少ない分野ですが、少なくともぼくは英語学習を音読に特化したことで、スピーキングはもちろんリスニングでも上達を実感できるようになっています。
ただし、ただの音読では続きません。この記事でわかるのは以下の内容です。
- 英語を話したいと思った理由
- なぜ音読に特化すると、英語力が上がるのか
- 音読に特化して勉強する方法
ひとつ注意ですが、多少お金はかかります。
とはいえ英語スクールのように何十万円もかかるわけではありません。
1日で換算すると60円ほどです。
この程度の出費も無理という人は、ここで読むのをやめてください。
しかし「金銭面がネックでなかなか英語の勉強を始められなかった」という人には朗報といえる内容です。
「そんな都合のいい英語学習方法なんてある?」と思った方は最後まで読んで判断してみてください。
ではいってみましょう。
英語を話せるようになりたいと思った理由
英語を話せるようになりたいと思ったのは、英語でオンラインコースを作りたいからです。
ぼくはUdemyで講師をやっています。世界最大のオンライン学習プラットフォームなので、英語でコースを作れば受講生は全世界に広がりますよね。
市場が圧倒的に大きい分チャンスがものすごく増えるのです。
英語もできないしコースを作るなんて無理かと思っていたんですが、よくよく考えてみるとオンラインコースを作るだけならそこまで英語の能力は高くなくてもいい。
やることが限られているならできるんじゃないかと考えました。
英語を話せるようにするには「音読だけ」でいい
「なぜ音読だけ?」と思いますよね?
音読に特化したのは、じつは英語を学習する目的と大きく関係があります。
オンライン講師はシナリオを見ながら話すことができます。その場で話すことを自分で考えなくてもいいのです。
ようは書いてある英語がきれいな発音でスラスラと読めれば OK なんですよね。
もちろん台本なんかなくてもスラスラと話せればその方がいいですが、今回英語が話せるようになりたいと思っている目的はオンラインコースを作ることだけです。
徹底的に目的にフォーカスをすると音読だけに絞ればいいという結論になります。
今までは英語を話せるようにするには発音、 文法、単語、リスニング、スピーキングなどいろんなことをやらなければならないと思っていました。
でもやることが多ければ挫折する可能性は高くなりますよね?
だから一つに絞る。絞るなら音読が最適と考えたのです。
今まで挫折した勉強法
英語を話せるようになるぞと決意したのは今回が初めてではありません。正直何度もあります。
そのたびに挫折してきた勉強法は以下のものです。
- シャドーイング
- 独り言
- 通勤しながらリスニング
シャドーイング
スピーキング習得にもっとも近い勉強法だと思っていました。
実際にやってみると、思っている以上に難しい。
達成感も少なくてしっかりやれば時間もかかる。めんどくさくなってやめてしまいました。
シャドーイングで英語が身に付いた人は、そもそもある程度リスニングやスピーキングの力が高い人なのではと思います。
独り言
英語で独り言をいうのも効果的な勉強法といいますね。
たしかにそうかもしれませんが、ぼくのように語彙力もなく適当な英語でごまかしてしまう人は、独り言でいうこともなんかいい加減なんですよ。
正解もわからないし達成感もなかったので早々にやめてしまいました。
通勤しながらリスニング
とにかくシャワーのように英語を浴びなさい。これもよく言われますよね。
信じて通勤時間や寝る前の時間にとにかく英語を聞いていました。
やってみるとわかりますが、わからない英語は何度聞いてもわかりません。
答えの文章を見ても、書いてある通りには聞こえないのです。
したがって英語が聞こえるようになったなという手応えもありません。
続くわけがありませんよね。
継続できる英語勉強法の条件
どんな勉強法であっても継続なしに効果をあげることはできません。
自然に継続できる勉強法の条件は以下のとおり。
- ラク(難しくない)
- 達成感がある
- つまらないものはダメ
この条件を満たしたのが「音読」です。
音読を続けるための英語勉強法
「いや、音読はラクだけれど達成感もないしつまらないでしょ?」と思ったかもしれません。
では、達成感のなさとつまらなさを克服できる勉強法があったらどうですか?
ぼくが見つけたのは「Speak Buddy」というAI を活用した英語学習アプリでした。
あれほど継続ができなかったぼくがアプリを導入して以来、無理なく毎日継続できています。
とにかくラクに英語を話せるようになりたいと思っている人にとっては試す価値のある勉強法です。
ぼくのスピークバディの使い方
Speak buddy はその名の通り AI を相手に英語のスピーキングを学べるアプリです。学習の流れは以下の通り。
- 単語チェック
- 会話のリスニング
- 同じ会話のスピーキング
- 会話の一部を作文しながらスピーキング
- キーフレーズを応用したスピーキング
これを毎日1レッスンずつやります。勉強時間は15分程度。
5分だと短いし20分ではおっくうなので、15分は絶妙な時間設定です。
よく設計されていて、ゲームのように楽しく学習できるアプリですが、 単語を全部覚えようとか全部完璧にこなそうとすると大変すぎて続きません。
だからぼくは単語やフレーズを覚えるのはやめました。その場でなんとなくわかれば OK。
それよりもモデルと同じように発音すること。それだけに集中します。
発音は AI が判定してくれるので、良し悪しがすぐにわかります。
ただの音読より達成感がありますし、良くないところを修正もできます。
音読さえできれば英語が自然と身につく説
英語学習で挫折してきた方はわかると思うのですが、英語は聞くのも話すのも難しいですよね。
難しさの理由はリエゾンがあるからです。例えば以下の文。
I’m sure it won`t be a problem
聞き取れないのは「sure」でも「problem」でもなく、下線部の「 it won`t be a 」です。
テキストでは簡単なところほどリエゾンによって、ぎゅっと短くなるので耳が追いつきません。
これは繰り返し聞いても聞こえるようにならないですが、繰り返し真似をして話すことで不思議と聞こえるようになってきます。
とはいえ聞き取れない音を真似するのは無理なので、モデルを参考にしつつ音読をするのです。
リエゾンで短くなっているところが分かるようになれば、リスニングは楽になります。
楽に聞くことができれば、単語は捉えられる。単語さえ捕まえられれば、意味を理解する時間が稼げますよね。
余裕を持ってリスニングをできるようにするためにも、徹底的に音読スキルを高める必要があるのです。
ある日、英語の歌詞が聞き取れた話
音読するだけでリスニングが良くなるのかと思われたかもしれませんが、実際良くなってると感じた出来事があったのでご紹介します。
近所のカフェで朝ごはんを食べていたときでした。店内で流れていたのは「Englishman in New York」という歌。
この歌のサビ、最初の「Oh」と最後の「I’m an Englishman in New York」は 聞き取れるのですが、その間が何を言っているのかずっとわかっていませんでした。
それがこの日突然、明確に聞き取れたんです。下の太字の部分です。
Oh, I’m an alian. I’m a legal alian. I’m an Englishman in New York.
この部分はリエゾンの感覚がないと絶対聞き取れない部分なんですよね。
スピークバディで音読に集中して勉強したのはちゃんと意味があった!とわかった瞬間でした。
英語の勉強は続かなければ効果もない
もしあなたが今まで英語の勉強で挫折し続けていたのなら、そもそも続けられる条件を満たしていたかどうか考えてみてください。
続かなければ効果は絶対に上がりません。
楽で達成感があり難しくない勉強法。
スピークバディを使った音読に特化した勉強法は、この条件に 当てはまる数少ない勉強法です。
いろいろ試したけれどダメだったという方は、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
試すのは無料でできるので、良かったら課金して使えば OK です。
ぼくは使ってすぐ1年のプランを契約したのですが、日割りで計算してみたら1日63円でした。
英語スクールはお金がかかりすぎて始められない人は、一旦アプリから始めるのがおすすめです。