小さな会社では資金的にWebマーケティングを外注するのはむずかしい。
そんな中で自分たちでできてお金もかからないのが「コンテンツマーケティング」です。
とはいえ、
「やってみるとなかなかうまくいかない」
「むずかしそうで実行に踏み切れない」
とお悩みの担当者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、自社でコンテンツマーケティングを成功させる3つの鍵について解説します。
じつはコンテンツマーケティングで重要なのはテクニックではありません。
弊社でも1年ほど、自社で細々とコンテンツマーケティングを続けています。決して質の高い発信ではありませんが、現在は記事を見てイベント申込や資料請求をしてくださる方も増えている状況です。
1年前はまったくできていなかったのが、今では止めるなんてとても考えられないほど強力な集客手段になっています。
お金はかけられないけれどWebで集客をしたいとお考えの担当者の方は、ぜひ読んでみてください。
コンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングとは、記事や動画などのコンテンツで集客をするマーケティングの一手法です。
役立つ情報を発信して接点を増やし、ユーザーとの関係性の構築や意識の変容を図ります。その結果として一般ユーザーを顧客化することができるというものです。
コンテンツはブログ、動画、メールなど多岐にわたります。「どれがいい」というのはありません。自社に合ったものを選びます。
コンテンツは良質であった方がいいですが、高いレベルは求められません。ユーザーとの接点を増やすのが最初の目的になるので、どちかと言うと数が重要です。
コンテンツマーケティングがうまくいかない理由
コンテンツマーケティングがうまくいかない最大の理由は、「コンテンツを作り続けられないから」。
1本や2本なら作れても、100本、200本を継続的に作り続けていけるかどうか。慣れない人はそう考えただけで、二の足を踏んでしまうでしょう。
お金もかからず誰にでもできそうですが、軌道に乗せられる会社は意外と多くありません。
では、どうすればコンテンツを作り続けられるのでしょうか。成功の鍵は3つあります。
コンテンツマーケティング成功の3つの鍵
まず、コンテンツは定期配信すること。
ちょっと強引に思うかもですが、配信する日を先に決めてください。そこに向かってコンテンツを作っていきます。
弊社の場合、配信日は毎週火曜日。配信したらすぐ次の準備、、、と自転車操業になりそうですが、じつはそうでもありません。
そうならないためのコツが2つ目の鍵、「合格点を低く設定すること」です。
弊社ではメルマガをブログと兼用で書いており、文字数はだいたい1000文字くらいでよしとしています。メルマガはともかく、ブログ記事としては物足りない分量ですがそこは気にせず。
おかげで1本書くのにかかる時間は早いもので30分ほど。書き溜めて常に貯金がある状態で回しているので、締め切りのプレッシャーはありません。
3つ目の鍵は「やりやすいメディアを選ぶこと」。
弊社はメルマガもブログも文字コンテンツだから続けられましたが、YouTubeだったらたぶん無理でした。
逆にYouTubeならできるけど文章書くのは勘弁してほしいという会社もあるはずです。
自社の商品やサービスとの相性はもちろんありますが、続かなければ元も子もありません。できるだけ負担なく簡単なメディアを選んでください。
ちなみに動画を使うやり方はこちらの本に詳しく出ています。YouTuberのように作り込まず編集も最小限に抑えるこのやり方なら確かにできそうです。
Kindle Unlimitedで無料で読めます。
コンテンツ作成で絶対こだわってはいけないこと
質にはこだわらなくていいと書きましたが、逆にこだわってはいけないのは「独自性」です。
独自性は1つのコンテンツで出すものではありません。複数のコンテンツの総体として紡ぎ出されるものです。
弊社はこれでドツボにハマりました。自社のらしさを出そうとすると、作れるものがなくなりフリーズします。
どこかですでに書かれていそうなテーマであっても、あなたの会社で書いたのと同じものはどこにもありません。無理に違いを出さなくて大丈夫です。
「ユーザーの役に立つこと」だけを考えて、黙々と作り続けてください。
まとめ
以上、小さな会社のコンテンツマーケティングを成功させる3つの鍵というお話でした。
コンテンツマーケティングを外注で続けていくのは、よほど潤沢に資金がなければむずかしいです。続けていくなら自分たちでやるしかありません。
こういう地道なことは大手がやりたがらないので、中小零細企業にはチャンスがあります。
週1で続けても結果が出始めるのに半年ほどかかりますが、お金をかけずにWebで集客をするならコンテンツマーケティングはおすすめです。
ぜひチャレンジしてみてください。
Webマーケティングに関するご相談をお受けしています。ご相談のある方はお問い合わせもしくはTwitterのDMにてどうぞ。