生活必需品じゃん!
うちはカーペットもあるし掃除機なしなんてありえないわよーぅ!
こんにちは。カトー(@hisayosky)です。
うちはいわゆるワンルームです。床はフローリングで薄手のじゅうたん(かっこよく言うと「ラグ」)が敷いてあります。
こんな部屋ですが、掃除するのに掃除機は使っていません。
ぼくが使っているのはこちら。
ほうきです。
掃除のやりかたは
一、部屋全体にはたきをかけ
一、床をほうきで掃き
一、最後に雑巾で水拭きをします。
いたってふつうのやり方ですが、これでばっちりきれいになります。
ぼくもはじめはそう思いましたがやってみるとぜんぜん大丈夫。ほこりはちゃんととれます。
掃除機を使ってもほうきを使っても結果に違いはありませんでした。
ほうきを使い始めて5年になりますが、ほうきの方がむしろ掃除機よりもメリットが多いと感じています。
というわけで今日の記事では
- ほうきのメリットとデメリット(掃除機と比較します)
- 費用ゼロで掃除機を処分する方法
について書いていきます。
ではいってみましょう。
ほうきのメリット
すぐ掃除できる
ほうきは掃除機にくらべて掃除に至るまでの行程が圧倒的に少ないです。
汚れが気になったら柄をもって掃くだけです。
掃除機だと、
- どこからか出してきて、
- コードを引き出し、
- コンセントにプラグを差し込み、
- 現場に急行して
やっと掃除がはじめられます。
行程の多さは掃除を妨げます。
「やろうかな」と思っても「まあいいか」となる理由を与えてしまいます。
コードレスの掃除機ならもうちょっと行程は減るでしょうが、それでもほうきのお手軽さにはかないません。
掃除が手軽になる
掃除機も軽量化が進んでいるとはいえ、ほうきほどの軽さは実現できていません。
こちらのダイソンの掃除機です。
たったの1.58kg。掃除機としては驚異的に軽いです。
しかしわが家のほうきは、
207g。
大きめのスマホと同じくらいの重さですから掃除機とは比較になりません。
掃除機が機械であるかぎり、ほうきほどの軽さは実現できないでしょう。
軽い=掃除がお手軽。掃除において軽さはまぎれもなく正義です。
時間を選ばず掃除ができる
掃除をすれば音がする。これが掃除機の常識でしたが、ほうきにその常識は通用しません。
ほうきでもちょっとくらいは音が出ますが掃除機の轟音に比べたら無音同然です。
音ぐらいなんだ!と思われるかもしれません。でもこれはものすごいメリットです。なぜなら、
時間を選ばずに掃除ができるから。
深夜でも思い立ったら躊躇なく掃除ができます。
「お隣さん、うるさくないかな」なんて気遣う必要がありません。これが静かさのメリットです。
家の汚れ具合がわかる
ほうきだと掃くごとにゴミがだんだんたまっていくので家の汚れ具合がわかります。
わが家では「よく病気にならなかったな」というくらいの汚れっぷりに毎週驚愕しています。
この汚れっぷりを知っているからこそ「やっぱ掃除しよう」という気持ちになります。
掃除機はほこりをぜんぶ中にためこんでしまうので家の汚れ具合はよくわかりません。
個人の感想ですが、掃除した後の達成感はほうきが上です。
狭いところも掃除できる
掃除機だとヘッドが入らないところは掃除ができません。
メーカーも承知しているので取り替え用のノズルが用意されています。
でもヘッドを取り替えるのは面倒じゃないですか?
第一、ノズルなんて使いたいときにはどっかいっちゃってませんか?
ほうきならヘッドを取り替えたりしなくても角度を変えるだけで狭いところにさっと入ります。
保管に場所をとらない
ほうきは保管に場所をとりません。
いや、場所がいらないと言ってもいいくらいです。
これはぼくの部屋です。どこにほうきがあるかわかりますか?
正解はこちら!
カーテンレールにひっかけてあって、普段はカーテンの向こう側に隠れています。存在感はゼロです。
最近は吊るしておけるハンディな掃除機もあるようですが、ほうきに比べると存在感ありますよね。
価格が安い
ちゃんとしたほうきは4000~5000円で買うことができます。
「白木屋傳兵衛商店」は江戸ほうきの老舗です。
ホームセンターのほうきよりずいぶんちゃんとしていますがそれでも4,5千円です。
ホームセンターでもちゃんとしたほうきを売っていることがあります。
こちらはうちのほうきですが近所のホームセンターで700円くらいで買いました。
白木屋傳兵衛商店のほうきに似ていますね。
5年使ってもちゃんと掃けますし、壊れもへたりもしていません。
掃除機だといいものは5万円くらいするのに、ほうきだと掃除機の10分の1の値段でいいものが買えます。
ランニングコストがゼロ
ほうきは掃除してもお金がかかりません。
掃除機だと掃除をするだけで以下の費用がかかります。
- 電気代
- 紙パックなど消耗品
- 壊れたら修理代
ほうきなら買い切りで使いたい放題ですよ。
あえてデメリット
不得意なゴミはある
限定的ですが掃除機のほうが便利なケースもあります。
お菓子とかぱらぱらしたものをさっと吸い取ったり、どこからか入ってきたアリを吸い取るような力技にも向いていませんね。
合わせ技で対応できることもある
ほうきだとじゅうたんに髪の毛などが残る確率は高くなりますが、気になるなら養生テープでぴたぴたやれば問題ありません。
ぼくもたまにやります。いつもではありません。
ほうきのかわりにフローリングワイパーはどうか?
ほうきのかわりにフローリングワイパーを使った時期もありましたが捨てました。
理由は「めんどうだったから」。
フローリングワイパーは毎回シートの交換が必要です。これがぼくには手間でした。
シートがなくなれば買ってこなければならないのもいやでした。
そもそも捨てるためのものをわざわざ買ってくることに違和感を感じてしまいます。
フローリングワイパーではじゅうたんの掃除もできませんし、個人的には導入してもあまりメリットが感じられませんでした。
いらなくなった掃除機はもらっていただきました
ほうきだけでいけるぞ!と確信がもてたあとで掃除機を処分しました。
処分方法は「人にもらってもらう」です。
「あげます・もらいます」という趣旨のサイトに投稿したらもらってくれる人が現れました。
鹿児島の人でしたので送料着払いで送らせてもらいました。処分費用はゼロです。
ぼくが使ったのはこちらのサイトです。
不用品をもらっていただけるサイトはほかにもいろいろあるようです。「中古品 あげます」といったキーワードで検索すると出てきますよ。
※メルカリアッテは2018年5月31日をもってサービスが終了します。
じつは以前の記事でご紹介したメルカリアッテでも不要品が処分できます。ゼロ円で出品すればもらってもらうのと同じです。
メルカリアッテなら梱包せずに済むので便利ですね。いまだったらメルカリアッテをファーストチョイスにしますね。
まとめ:掃除機なし生活でもちゃんとしたほうきがあれば大丈夫。
- ほうきで掃除しても掃除機と同じくらいきれいになる
- 掃除機にくらべてほうきは圧倒的に手軽で静か
- 高級なほうきは高級な掃除機の10分の1の値段
- ほうきならランニングコストゼロ。そもそも掃除にランニングコストっておかしくないか?
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