2023年は本を何冊読みましたか?
多けりゃいいってものでもありませんが、たくさん読まなければいい本にも巡り会えません。
また、いい本に出会うにはタイミングがあります。
今だからこそ「読んでよかった!」と思えるけれど、半年後だったらそうでもなかったかもしれない。
ということで、今回は2023年の個人的背景を踏まえて、読んでよかった本を8冊紹介します。
2023年はどんな年だった?
本を紹介する前に、背景としてぼくにとっての2023年を説明します。
ひとことで言って、会社辞めてもなんとかなるのでは?とずっと考えていた一年でした。
なんとかなるか、ならないか。その答えというか、ヒントを探すように手にした本が多かったです。
ラインナップは以下のとおり。
- DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
- CHANCE チャンス
- 喜ばれる人になりなさい
- スモールビジネス 起業の教科書
- 小さな連続起業が最強の安定職である
- ひとりEC 個人でも売上を大きく伸ばせるネットショップ運営
- スタンドUPスタート
- 最強構図 知ってたらデザインうまくなる。
では、紹介します。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
「豊な暮らしとは何か?」と考えていたときに読んだ本。お金と時間の使い方について、考え直したほうがいいぜと気づかせてくれました。
「この1000ドルは、今しかできないことのために費やすべきだ」
同じ10万円でも、20代で使うのと80代で使うのでは価値が全然違うよという話が出てきます。先のことを考えて貯めるのではなく、最大限に活かせる今こそお金と時間を使うべきだという主張には納得。
今までの節約人生で確実に損してきたことを、今更ながら理解しました。
こんな本を読んだら、これからの生き方を変えざるを得ないでしょう?
CHANCE チャンス
いわゆる自己啓発本ですが、起業する手順が物語形式でわかりやすく説明されている本。
主人公と一緒にメンターから出された課題を解決していけば、たぶん事業が作れるでしょう。
あまり細かいことを言われるより、シンプルにやるべきこと、考えることが示されているくらいがちょうどいい。
喜ばれる人になりなさい
結局、仕事やビジネスの本質はこれだなと思わせてくれた本。
「喜ばれる人になりなさい」
これから仕事を作っていく上で、これだけ考えて作っていけばいいんではないかとさえ思っています。
スモールビジネス 起業の教科書
海外の事例ではありますが、たくさんのスモールビジネスの起業事例が紹介されています。
事業内容は全部違うけれど、共通しているのは、どの例も必ずテストをしてから始めているということ。つまり「鍵はテストだ!」と教えてくれています。
ニーズの有無や高さを調べるために、どんなテストをしたかという視点で読んでいました。頭を使えば、いろんな方法があるものです。そうか、テストをすればいいのか!
小さな連続起業が最強の安定職である
『スモールビジネス 起業の教科書』が横断的なら、こちらは縦断的なデジタルマーケティングの事例。
著者が学習塾、タオルのECを立ち上げた過程で何を考えていたかが追える本。
なぜこの業種を選んだのか? どんな戦略を立てたのか?など、起業する人が何を考えているかを知ることができます。
ひとりEC 個人でも売上を大きく伸ばせるネットショップ運営
商品を出したからには、売る努力をしなければならないと教えてくれた本。
普通の人は商品を出したら売れたらいいなくらいに考えているが、商品を出したら必ず売ってやるという気持ちで売る努力をするべき。「営業力なしにECでものは売れない」と断言しています。
この内容が自分にとっては一番刺さりました。というのも、Udemyではまったく売る努力をしていなかったからです。
プロモーションはUdemyに任せっきりでじゃんじゃん売ってくれるから、そこにあぐらをかいていたなと反省しました。もっと自分で売る努力をすれば、絶対売上伸ばせるじゃんと気づかせてくれた本です。
スタンドUPスタート
最初に読んだ時はただのおもしろい漫画でしたが、2回目に読んだ時、自分がやりたいと思ってきたのはこれなのでは?と気づき、この漫画の株が自分の中で急騰しました。
「日本を起業先進国にする!」のが、主人公 三星大陽の野望ですが、ぼくは二人に一人が「自分で起業できる」と答えられる世界にしたい。
この漫画の第一話は今後何回も読むだろうな。
最強構図 知ってたらデザインうまくなる。
黄金比でロゴデザインがしたいと思った時に読んだ本。タイトルのとおり、デザインがうまくなります。
デザインの本を見ているとよく黄金比が出てくるけれど、どうやって使うのかピンときていませんでした。そもそも黄金比を使う意味もよくわからない。
調べてみるとめちゃくちゃ使えるものだとわかったんですが、どう使ったらいいかがわからない。その具体例を紹介してくれていたのがこの本です。
この本とYouTube見ながら、自社のロゴと名刺を作りました。ぼくはデザイン能力低めですけれど、予想よりずいぶんいいものができました!
まとめ
以上、2023年に読んでよかった本をご紹介しました。
本との出会いは一期一会。
いい本に出会えた1年でした。また来年〜!