こんにちは。カトー(@hisayosky)です。
だってどこをどう見たらいいのかわからないんだもの。
という気持ち、わかります。
アナリティクスって画面からしていかにもむずかしそうですよね。
もしあなたがアナリティクスにお手上げ状態なら、見るところを徹底的に絞ることをおすすめします。
具体的には「離脱率」。
これだけ見られればアナリティクス攻略のきっかけになります。
離脱とは「ブログから読者が離れていってしまうこと」です。
離脱率を見れば読者が流出しやすい穴、つまり離脱されやすい記事がわかります。
この記事を改善すればアクセスアップにつなげられます。
今回は離脱率に絞ってアナリティクスの使い方を解説します。
アナリティクスがダメな人でも大丈夫です。
ではいってみましょう。
そもそもアナリティクスはいつ見るものなのか
記事に対する読者の動向をデータとして見せてくれるのがアナリティクスです。
なので記事を書いた後に見ます。
「そんなの当たり前だろう!」
と思われるかもしれませんが、ぼくはそこからわかっていませんでした(-_-;)
記事を書くときに使うのかと思っていましたので念のため。
「離脱」と「直帰」の違いを知ろう
「離脱率」と「直帰率」は違いがわかりにくいです。
「率」が入ると余計にややこしくなります。
なので「離脱」と「直帰」の違いだけに注目して理解しましょう。
出入りのイメージがしやすいのでお風呂を使って説明します。
最初に入ったページだけを見て出て行ってしまうが「直帰」です。
ページAが「最初」で「最後」のページだったら「直帰」です。
これに対して、いろんなページを見た末に出て行ってしまうのが「離脱」です。
つまり離脱と直帰は「読者が出て行ってしまった」点は同じで、入り口だけ違うのです。
直帰ではなく離脱に注目する理由
ノウハウ系のブログコンテンツなどの場合、直帰率が高くなる傾向があります。
直帰するのが自然なケースはたしかにあります。
「iPhoneのスクショのしかた」が知りたくてブログにたどり着いた人は、スクショのしかたがわかったら帰ってしまうでしょう。
ゆえに直帰率の高さではページの良しあしが判断しにくいです。
これに対して離脱率はシンプルです。
とにかくそのページで「もう読まなくていいや」と思われたわけですから、数字が高いページを探して対策をすればいいわけです。
見るものをひとつに絞るなら「離脱率」です。
アナリティクスで見るべきたった一つのページ
おすすめはこちらのページです。
「ユーザーがどんなふうに行動したか」がすべてのページごとに見られるようになっています。
ホーム画面左側のメニューから「行動>サイトコンテンツ>すべてのページ」の順にクリックしていけばたどり着けます。
とりあえずこのページだけ見ていれば分析できます。
シンプルすぎるアナリティクスの見方
①離脱率を見て、ほかと比べて離脱率が高いページを探します
離脱した理由は2つ考えられます。
- ページ内容が不満だった
- ほかに見たいページがなかった
②「なんで離脱したんだろう?」と考えつつ「滞在時間」を見ます
「滞在時間」は風呂に入っているイメージです。「記事が快適なら長居するはずだ」と考えます。
長い短いはほかの記事と比べて判断すればいいです。短い記事は1分も見られていないはずです。
③離脱率と滞在時間を見て何が問題か考えます
滞在時間が短くて離脱率も高かったら、ページの内容に問題があるのかもしれません。
逆に滞在時間は長いのに離脱率が高かったら、「もっと読んでもよかったのにいい記事のリンクがなかったのでは?」と推測できます。
とても簡便ですがこれで一応分析ができます。
あとは結果をもとに記事をリライトすればOKです。
分析の基本は「比べること」
データは定期的に記録して残すことをおすすめします。
残しておかないと数字が改善したのかどうか比較できません。
記録はとても簡単です。
さっき紹介したアナリティクスのページを2ページ目までスクリーンショットしておけばOKです。
アクセスは上位10記事に集まっているはずなので、めんどくさければ1ページ目だけでもいいかもしれません。
スクリーンショットを撮るたびに「前はどうだったっけ?」と比べてみましょう。
流出対策とあわせて流入対策もすると、アクセス数の伸びがさらに期待できます。
アクセス数を伸ばすためのシンプルな考え方はこちらの記事でわかります。
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まとめ:アナリティクスの見方がわからないなら「離脱率」だけ見よう
- 離脱率はシンプル。改善するべきページが見つけやすい
- 滞在時間と一緒に見れば離脱した原因を推測できる
- 記録はスクショでかんたんに残し、定期的に見返す
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