こんにちは。カトヒサ(@hisayosky)です。
今回は毎月恒例の運営報告です。
会社員23ヶ月目の2021年10月にやったことを報告します。
ではいってみましょう。
Webマーケティング担当23ヶ月目
新しいスタッフを迎え入れた
当ブログで行っていました「駆け出しWebマーケター採用プロジェクト」にて採用した方が無事入社。オンボーディングの手伝いをいろいろやっていました。
もともとフリーランスだった人なので、事務的な決まりごとさえ教えてしまえばあとは自分でやることを探してやってくれています。
手を動かす人が一人から二人になり、作業における速度も視点も大きく広がりましたね。
とくに視点については大きいなと思っていまして、ぼく一人だったら絶対思いつかないか、思いついてもやらないことをやってくれていたりする。
何気ない会話がアイデアに結びつくこともあり、今後の化学変化が大いに期待できそうだなと思いました。
今回の採用は会社の採用担当部署を通さず、自分たちでやりました。もし採用部署を通したらたぶんこういう人材は来なかったでしょう。
冷静に考えると、採用担当部署だからといって採用に強いわけではない。自分たちが求める人材は自分たちで探すのが確実だよなと。
次の採用も自分たちでやります。
メルマガの運営変更を提案
弊社のメルマガは7人ほどの体制で運営していますが、最近原稿の滞りが目立つようになってきました。また、ぶっちゃけ読者の反応もよくない。
そこで運営体制の変更を提案しました。
- 配信回数を週2から週1に減らす
- 希望者を募って書き手を増やす
基本的に人は変化を嫌います。変えるなら「それなら仕方ないね」と思わせるだけの根拠が必要。
そこで提案するにあたって簡単なデータを用意。懸念される点については、あらかじめ対策を提案して不安を消すようにしました。
その結果、提案はすんなり受け入れられまして11月からGOです。
ちなみにこのへんの仕事の進め方はこちらの本に書いてありました。コンサルじゃなくても1年目じゃなくても参考になる本です。
toCとtoBのWebマーケティングの違いにようやく気づいた
前の会社でわりとうまくWebマーケティングの体制ができてしまったので、今の会社でも同じ感じでうまくいくだろうと思っていたのですが、どうもそんな感じではないとやっと気づき始めました。
考えてみると前職はtoCで、現職はtoB。
売れるまでの期間、関わる人の数、サービスの価格がぜんぜん違います。
toBにはtoBのやり方がある。だからそのやり方を学ぶところからだと思った次第。
調べてみるとtoBのWebマーケティングができる人は少ないのだそうです。
toBがやりたくて今の会社を選んだわけではありませんが、結果としていいところに来たなと思います。
Udemyについて
新コースを制作中
WordPressブログサイトの構築コースを作っています。10月リリースのつもりでしたが間に合わず。11月のリリースを目指します。
なんで今さらブログサイト? と思うかもですが、自分が作った時はものすごく大変だったのを思い出したんですよね。
サイトを作るだけならいいんですが、
- どんなプラグインを入れたらいいかわからない
- プライバシーポリシーの作り方がわからない
- XMLサイトマップってなんだ!?
など、やっておかねばならない細かいことが結構あってヘトヘトになった記憶があります。
知っていればどれもそんなにむずかしいことではないので、それならコースにしてみようかなと。
前回のコースがSEOライティングのコースだったので、そちらとの親和性もありますかね。
受講生数はほぼ300人に到達
受講生数は298人で、ほぼ300人になりました。受講生ののべ人数である受講登録数だと432人です。
半年かけて5コース出してこの人数だと多くはありません。すごい人なら1コースでこのくらいの受講生を集めてしまいます。
Udemy講師になるためのコミュニティに所属すれば、受講生集めはもっと楽でしたがそれはしませんでした。
戦略を立てて実践してうまくいくかどうか。それを見るための場でもあるので、ペースは遅くてもこのやり方でいい。
ぼくはTwitterのフォロワーがそれなりにいたのでまだよかったですが、拡散手段を持たない普通の人が切り開くのはなかなかしんどい世界だなと思いました。
だからこそ再現性のある戦略が必要なのです。それは自分でやってみないとわかりません。
10月に読んだ本
自殺が極めて少ない「自殺希少地域」で人はどう関わり合っているのかを、精神科医の森川さんが実際に歩いて見てきた話。
なんでこの本を手に取ったかというと、タイトルがよかったから。
もう一つは自殺希少地域のコミュニケーションは「疎であり多」というのが、自分のイメージと逆だったから。
コミュニケーションというと深く関わるのがいいようなイメージでしたが、「そうじゃないかもよ」とこの本は言っています。
ぼくは自殺に悩んではいませんが、組織内のコミュニケーションに通じる話だなと思いながら読みました。
退職者が少ない組織のコミュニケーションもこれと近いんじゃないだろうかと。
「toCとtoBのWebマーケティングはどうも違う。基本的なやり方が知りたい!」
と思って本屋を探した結果、辿り着いたのがこちらの本。
「才流」というBtoBのマーケティングコンサルティング会社で代表を務める栗原さんが書いた本です。
読んでみて「もうあれこれ考えす、この通りにやってみよう」と思いました。そのくらいやるべきことが整理されています。
本買ってから知ったのですが、才流のホームページでも同じ内容は読めます。しかし記事として散らばっているので、順序立ててまとめて読むなら本がいいです。
記事には本に書かれていないこともあるので、合わせて利用しています。
BtoBに関わるマーケティングをされている人は絶対読んだ方がいい。
民間出身の校長先生として有名になった藤原和博さんの本。
どうしてこの本を選んだかというと、じつはYouTubeの講演を見て興味を持ちました。
本の中身はほぼこの講演と同じです。講演のメモをしっかり取ったら本は読まなくてOK。
ぼくはメモをとらなかったのと、Kindle Unlimitedで0円だったので講演のおさらいとして読みました。
読みながら今後2年間くらいのことを考えたほど、行動指針となるいい本でした。
2021年10月の運営報告は以上です。11月もできることをしましょう。