こんにちは。カトヒサ(@hisayosky)です。
今回は毎月恒例の運営報告です。
会社員17ヶ月目の2021年4月にやったことを報告します。
ではいってみましょう。
Webマーケティング担当17ヶ月目
2社掛け持ちに慣れてきた
週1日を前職、あとの4日を現職の会社で仕事しています。
割合は現職が9割くらいですが、2社並行はなかなかむずかしいところがあり、最初はちょっと混乱しました。
これは「やることを絞る」で解決。
朝一で今日やることを書き出します。
で、それ以外はやらない。
「それ以外はやらない」がポイントです。
そうしないと収拾がつかなくなります。
日報を書き始めた
テレワークをやっていると会社から日報の提出を求められますが、こういう報告だけする日報は嫌いです。
なので、自分で勝手に日報を作って書いてます。
きっかけはこちらの本。
「朝5分、昼はちょこちょこ、夜7分」
というのが基本の書き方。
Webマーケやってるとよくわかるのですが、改善の第一歩はデータの蓄積です。
これをやっているだけで状況は好転すると言ってもいいくらい。
地味だけれど効果があるやり方です。
それをノートでやってもいいんですが、日報という型が会社員の自分にはハマりそうだったので、こちらを採用しました。
現時点で2週間ほど書いてますが、1日の業務が整理できるし気づきもあります。
会社のことを知る
現職の会社に入ってやっと1ヶ月経ちました。
商品やサービスを売れるようにするのがWebマーケティング。
その最初の一歩は「自社を知ること」です。
なので商品、人、仕組みを調べることに時間を使っております。
- 会社の人に話を聞く
- ファイルサーバー内のファイルを見まくる
- 人が話していることを盗み聞いてメモする
だいたいこんな方法で調べてます。
会社の仕組みはクセが強い部分です。
連絡方法、使っている言葉、何をよくて何がダメなのか。
会社によって本当に違うなと、2社目にして実感しています。
飲み込む部分は飲み込んで、
「こうしたらいいのでは?」と提案できるところは提案しています。
外から来た人だからこそわかることもありますから。
インタビューしまくり
「会社を知る」に関連して、10人以上にインタビューしました。
もともと会社の方で設定されてもいましたが、さらに自分から話を聞きにいってます。
これには情報を得るのと同時に、自分の顔を覚えてもらうという目的もありました。
話を聞くときは100%メモを取りますが、ぼくは人の話をパソコンでメモするのがあまり好きではありません。
自分がやられると話を聞いてもらっている気がしないからです。
だからメモは紙に手書き。
判読がむずかしいほどに書き殴ったものを頼りに、エクセルシートに打ち直してます。
こうやって人の言った言葉を溜め込んでおくと、後でサイトや広告を作るときに役に立つ。
ひたすら言葉を貯金しています。
一人でサイト制作やることに
あるサイトをまっさらから一人で作ることになっています。
じつは過去にまっさらから作ったのは1回だけ。
内容はほぼ固まった状態で、ワイヤーを書くところからでOKの案件でした。
今回やるのは、既存サイトのリニューアル。
とはいえ問題が多いので、ゼロベースで考えることになります。
苦手なコーディングは全面回避し、Wixで作る予定です。
Word Pressでサイト制作がんばっている人からすれば、きわめて邪道なのは百も承知。
しかしこれからの中小企業ホームページはズブの素人でも触れるように作らないと使い物にならない。
というのが、現場を見てきた自分の考えです。
その条件で探すと、現状ではWixが一番いいかなと思っています。
辞めたい人となりたい人の質問に答えた
言語聴覚士を辞めたい人と、Webマーケターになりたい人の質問に答えました。
Webマーケターになりたい人の質問は初。
無料で相談をお受けしていますが真剣さにかける質問が来ることもあり、そういう時はわりとげっそりします。
今回はどちらの方もきちんとやりとりしてくださいました。
いい内容だったので今月中に記事にします(ご本人了解済み)。
4月に読んだ本
「お口の恋人」「恋は遠い日の花火ではない」みたいなコピーの作り方がわかる本。
センスで語られがちなコピーをパターン化して、作り方を解説してくれています。
うちの会社は突出した商品は持っていないのですが、他社にはないバックグラウンドはある。
そこを伝えるのに、この本の手法が使えると思いました。
会社の特徴が1行で伝えられるなら、営業ってめちゃしやすくなるはずですよね。
最近、小さな会社の本がマイブームです。
というのも弊社がまさに小さな会社だから。
グループとしては巨大ながら、会社単体としてはベンチャーみたいなものなので。
経営視点で書かれていますが、むずかしい言葉は使っておらずサラサラ読めます。
Web制作やぼくみたいなマーケの人が読んでもアイデアにつながる本です。
お金も圧倒的な商品もない小さな会社は何で勝負するか。
その問いに答えているのが『価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ』。
この本には「ストーリー」で勝負する方法が書かれています。
じつは社内でいろんな人の話を聞いてきて、「この会社の売りはストーリーだ」と思っていました。
それをどうやって前面に出していくか。
実際それができずに今までは苦労してきています。
この本ではストーリーを3つの要素に分解して考える方法を提唱しており、他社の例も見られます。
突出してすごい商品がない会社にいるなら、こういう戦略もアリですよ。
エクセルによる業務効率化の本。
奥谷さんが書いたピボットテーブルの解説が個人的にわかりやすかったので、こちらの本も読みました。
エクセルによる効率化の総集編のような内容ですが、メインは「VLookUp関数」および「他の関数との組み合わせ」について。
データ扱う人なら今使わなくても知っておいて損はない内容です。
ちょっと読みにくいですが、ぼくはKindle Unlimitedで無料で読みました。
「ちょっとSNS注力してみようかな、でも等身大の発信で」
と思った時に購入しました。
継続できる仕組みづくりを普通の人なりにどうやったらいいかが書かれています。
著者の徳力さんが普通の人かどうかはともかく、「ちょっとがんばってみようかな」と思わせてくれる本です。
以上、2021年4月の運営報告でした。
では5月もできることをやりましょう。