Webマーケターになりたいと思っているあなた。
「自分は向いているだろうか?」
「ちゃんと務まるだろうか」と考えたことはありませんか?
Webマーケターになる前のぼくはめちゃ悩んでいました。
そんなぼくがインハウスのWebマーケターになって1年4ヶ月。
重要な資質を一つだけ挙げるなら、ズバリ「主体性」です。
主体性さえあれば、だいたいの問題は突破できます(解決ではなく突破)。
現時点で「主体性あるよ」という人はかなりのアドバンテージです。
ちなみに、ここでいう主体性とは「自分がいいと思ったことをやり通す」ということ。
この記事では、なぜWebマーケターに主体性が必要なのかを解説します。
主体性に加えて持ってたらなお良い「第二の資質」についてもお伝えします。
これからWebマーケターやってみようか迷っている方は、現役の意見として参考になるのではと思います。
ぜひ読んでみてください。
本記事で話すWebマーケター像
Webマーケターと言っても、仕事や働き方の種類はいろいろです。
この記事ではインハウス、つまり「自社のWebマーケティングを担当する人」を想定しています。
ぼく自身がそういう環境でやっているからです。
広告やWeb集客支援を専門にする会社では条件が違ってくると思いますので、そのつもりで読んでください。
Webマーケターに主体性が絶対必要な理由
Webマーケティングが未発達な会社の場合、指示されるのはおそらく単純作業ばかりです。
なぜならWebマーケティングをどうやったらいいのか誰も知らないから。
単純作業は日々の運営には必要ですが、集客の向上にはつながりません。
だからWebマーケティングで成果を出すには、指示されていないことを自分で見つけてやる。
これが絶対必要です。
「ウェブサイトのここはまずいな」
「こう直せばこんなふうに改善するはず」
と考えて動けないと、Webマーケターらしい仕事はできないでしょう。
ぼくは1年4ヶ月で弊社のお申し込み数を当初の3倍にしましたが、じつは成果につながった仕事で指示されてやったことは一つもありません。
上からの指示には応えつつ、それ以外でできることを探して改善していくこと。
これが主体性が一番大事である理由です。
主体性と合わせてWebマーケターが持ちたい第二の資質
主体性を生かすために、一緒に持っておきたいのが「説得力」です。
せっかくのアイデアを実現するには、周りの理解が欠かせません。
主体性があっても、つっ走りすぎるとただの自分勝手な人になってしまいます。
「でも説得力なんてどうやってつけるんだ!」というあなた。
大丈夫です。
説得力はプレゼンのやり方で演出することができます。
ポイントは「話すより先に実物を見せる」こと。
会社のスタッフの多くはWebのことがよくわからない。
だからあなたのアイデアを聞いても、良し悪しが判断できません。
だから了解を取る前に実物を作ってしまい、それを見せて話すのです。
新しいものはたいがい前よりいいものに見えます。
いいものを見せたら、手放したくなくなるのが人情です。
だから現状よりいいものを先に作っておいて、それを見せながらやりたいことを話しましょう。
これで「だめだ」と言われることはまずありません。
じわじわ説得力をつけるためやるべきこと
さらにあなたの発言に力を持たせる方法があります。
日々の業務をきちんとこなしておくことです。
説得力においては、何をいうかより「どんな人が言うか」が重要。
日々の作業をきちんとこなしていれば、「ちゃんとやる人の発言」として聞いてもらえます。
反対に日頃からいい加減に仕事をしていると、せっかくいい提案をしてもケチがつくかもしれません。
日々の作業も軽視せず、きちんとこなすようにしましょう。
主体性のある人は組織から求められる
うちの上長によれば、会社の中で指示通りに動ける人はいても自分で考えて動ける人は少ないらしいです。
「教えてできることではない」とも言っていました。
いいと思ったことは、ときに事後報告でやってしまうくらいでもいいと個人的に思っています。
案件を選んだ上でぼくは何度かやりましたが、ノープロブレムです。
Webマーケターには自分でなれ
Webマーケティングをするために採用されたのに、気がついたらWeb周りの単純作業しかやれていなかった。。。
もしそうなら、仕事を見つける力がちょっと足りてないかもです。
Webマーケターには自分の努力でなるしかないです。
突破口は「頼まれない仕事」の中にあります。