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楽天カードの海外旅行保険。リアルに盗難にあったので携行品損害補償を使ってみました

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こんにちは。カトヒサ(@hisayosky)です。

 

けん子

クレジットカードについてる海外旅行保険って、実際どのくらい使えるのかしら。

年会費無料のカードだと請求がめんどくさかったり、そんなに補償してもらえなかったりするんじゃないの???

 

という疑問に答えます。

 

ぼくは2018年11月にMacBook Airを含むすべての荷物をマレーシアで盗まれました。

 

とくに保険は入っていませんでしたが、運よく楽天カードに海外旅行保険がついていました。

正直、保険のお世話になる日が来ると思っていませんでした。「まさか」ってあるんですよね。。。

 

ぼくの楽天カードはゴールドでもなんでもない年会費無料のふつうのやつです。保険料どころか年会費すら払っていません。

なので補償はあまり期待していませんでした。

 

しかし請求してみたら、補償の上限20万円に対してなんと13万円も保証してもらえました!

手続きは必要最小限でしたし、対応も迅速で請求から振り込みまで1週間ほどしかかかっていません。

年会費無料でこのサービスの手厚さはすごいです。今回ばかりは楽天カードがなかったらやばかったですね。

 

「海外旅行保険にわざわざ入るのもったいないな・・・」という人は楽天カードの保険だけでも使えるようにしておくと、いざというときに「あってよかった〜♡」と思えますよ。

 

今回は楽天カードの海外旅行保険の使い方を適用から請求まで解説します。

ただしすべて実体験にもとづいて書きますので、盗難にあったケースに絞ります

「海外で盗難にあったらこんな流れで補償してもらえるのか」とわかっていただければよいかと。

 

ではいってみましょう。

 

目次

楽天カードで海外旅行保険を適用する条件

飛行機

楽天カードの海外旅行保険を使うには一つだけ条件があります。

日本を出国する以前に、

  • 「自宅から出発空港までの交通費」または
  • 「ツアーの場合はツアー代金」

を楽天カードで決済していること

 

これだけです。

ここはあまりむずかしく考えず、「飛行機代」か「ツアー代金」を楽天カードで決済しておきましょう。

すると「携行品損害」の場合、上限20万円の補償を受けることができます。

 

万が一、海外で盗難の被害にあったら?

ガムを踏んだ人

大まかな流れとしては、

  1. 現地警察署で被害届を作ってもらう
  2. 帰国後に保険金を請求する

 

となります。

 

なお補償対象期間は、

日本出国日から3カ月後の午後12時(24時)までの旅行期間に限り、海外旅行傷害保険が付帯されます。

出典:楽天カード

となっています。3ヶ月以上の旅行では使えないということです。

 

では保険金を請求するためにするべきことを細かくみていきましょう。

 

ステップ1「現地警察署で被害届を作ってもらう」

警察官の人形

現地警察署で被害届(ポリスレポート)を作ってもらいます。

保険金の請求において被害届は最重要書類です。たとえ言葉が苦手でもここはがんばりどころです。是が非でも作ってもらいましょう。

 

被害届の内容

被害届の内容は

  • 事件の概要
  • いつ、どこで、何を取られたか

 

が書いてあればOKかと。

ぼくの被害届には上記の内容が書かれていました。

 

一緒に被害にあった人がいる場合、被害届が自分の名前で作成されていることを確認しましょう

それぞれが請求をするなら別々の被害届が必要です。

ぼくのケースでは現地の友人の名前で書類が作られていたので、再度警察へ行って書類を作り直してもらいました。

 

被害届の言語

言語については現地の言語でいいようです。

ぼくのポリスレポートはマレーシア語で書かれていましたが、楽天カードさんに確認したところ「問題ありません」とのことでした。

 

カードを止めても保険は適用になるか?

クレジットカードも盗まれた場合、すぐにカード会社に電話してカードの使用を止めてもらう必要があります。

カードを止めてしまっても保険の適用には支障ありませんので安心してください。

ぼくはクレジットカード(楽天カード)も盗まれて速攻で止めたのですが、ちゃんと保険は適用になりました。

 

ステップ2「保険金を請求する」

オフィス風景

保険金の請求は以下の流れで行います。

保険金請求書類を送ってもらう

必要書類をそろえて保険会社に送る

保険金額の通知、支払いが行われる

 

順番に見ていきましょう。

 

保険金請求書類を送ってもらう

事故発生から30日以内に楽天カードのサービスセンターに電話をすると、保険金請求書類を送ってくれます。

書類が来るまではとくにすることはありません。

ここはとにかく早く電話することです。

 

必要書類をそろえて保険会社に送る

書類が送られてきたら請求に必要な書類を作成します。ぜんぶで6種類あります。

  • 保険金請求書
    「住所、氏名などの基本情報」「振込先の口座情報」「クレジットカードの情報」などを書きます。5分くらいで書けます。
  • 携行品損害事故内容報告書
    「事故の状況」「取られたもの」などを書きます。調べないとわからないこともあるので30分はかかります。
  • 盗難届出証明書
    現地で発行してもらったポリスレポートをそのまま出せばOKです。
  • 購入時の領収書、保証書
    損害物品の「購入時期」「購入金額」を知るのが目的です。なければ出す必要はありません。
  • クレジットカードの利用証明書類
    「楽天カードで航空券を買いましたよ」とわかる書類です。ぼくは楽天e-NAVIの利用明細を出しました。
  • パスポートのコピー
    「顔写真」と「日本の出入国印のページ」が必要です。

 

手続きの自動化によりパスポートに出入国印がない場合があります。

そんなときは「e-チケットの控え」「航空券の半券」で代用できます。

ぼくは「e-チケットの控え」と言いますか、航空券を買った際に送られてきたメールで代用しました。

 

必要な書類は以上です。

すぐに見つからないものもありますが、1日あれば十分揃えられるかと思います。

あとはこれを保険会社に郵送すればOKです。1週間程度で査定の通知が来るはずです。

 

補償額の計算方法

計算機とメモ

ここからはおまけですが、補償額の計算方法について少し書いておきます。

計算方法を知っておくと「損害物品が補償の対象になりそうかどうか」がわかります。

結論をいうと、ほとんどの物が補償対象の範囲に含まれます。

 

楽天カードの海外旅行保険を扱っている三井住友海上さんの場合、

購入額 × 償却率 × 使用年数

 

で補償額が決まります。

 

償却率は品目によって変わりますが、だいたい10〜20%です。

ということは、買ってから9年以内なら補償額がつく可能性があります

 

もうひとつ覚えておきたいのは、償却率に掛けられるのが「使用年数」であるということです。

つまり買ってから1年未満のものは「新品」として査定されます

 

ぼくが「13万円」という補償額をいただけたのは、半年前に買ったMacBook Airが「新品」と査定されたからです。

一般的な感覚だと半年から1年も使えばあまり価値がないと思いがちですが、保証範囲は意外と広いです。

なんでもダメ元で請求してみることをおすすめします。

 

ちなみにぼくが請求したのは

  • ノートパソコン
  • バックパック
  • 折りたたみの傘
  • ジャージ
  • 折りたたみのキーボード

 

などでした。

「領収書がない」とか「消耗品だから」とかはあまり考えないで、とにかく品目を挙げたほうがいいですよ。

ただし現金、クレジットカードは対象外です。

 

「海外旅行のためだけに楽天カード」もアリ

楽天カード

出典:楽天カード

すでにクレジットカードがあるなら無理に楽天カードを作る必要はありません。

いまお持ちのカードの中にも海外旅行保険つきのカードがあるかもしれません。

 

しかしクレジットカードについている海外旅行保険は補償が不十分な場合があります。

そんな中で携行品損害に限っていえば楽天カードは年会費無料にもかかわらず補償がかなり手厚いですし、手続きがむずかしいこともありません。

 

被害にあわないのが一番ですが、もしものときにはあると心強い1枚です。

保険の適用条件も旅行代金を決済するだけでクリアできます。

海外旅行の決済だけは楽天カードで」という使い方もありですね。

>年会費永年無料の楽天カード

 

まとめ:楽天カードの海外旅行保険。携行品損害の補償は想像以上に手厚かったし、請求も簡単だった

楽天カードの海外旅行保険は

  • 年会費無料なのに補償範囲が広かった
  • 補償額も思ったよりずっと多かった
  • 手続きは必要最小限だった
  • 対応がとてもスムーズだった
  • 航空券の決済に楽天カード使っておいて本当によかった

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