こんにちは。カトヒサです。
チェンマイってノマドワーカーが集まるんでしょ?
どんなところに泊まってるの?
作業するところはあるの?
安くても汚かったり危ないのはいやよ〜
という人に安全、快適で作業もできるホテル(ホステル)を紹介します。
「KAMPOR CO-WORKING SPACE AND BED」です。
- 安い
- きれい
- 快適な作業空間
が一押しの理由です。
まずはホテルの方に提供していただいた写真をざっとご覧ください。
たしかにそういうことってありますよね。
そこで実際に泊まってきましたので、いち宿泊者目線で「KAMPOR」のリアルをレビューします。
ではいってみましょう。
KAMPORってどんなホステル?
2018年11月時点で「まだオープンして2ヶ月」でした。とても新しいホステルです。
ちなみに「KAMPOR」は「enough」という意味です。
スタッフのネーさんによると「バランスが大事だから」とのこと。「足るを知る」という感じでしょうか。
場所は旧市街の南西にあります。
ここは「ターぺー門」のような観光の中心地から離れています。
ぶっちゃけまわりになにもなくて最初ビビりました。
逆に言うと、静かで過ごしやすい場所と言えます。
気になる価格ですが、ぼくの一押しHotels.comさんによりますと
朝食付きで1泊800円くらいです。
日本だとこんな値段で泊まれるところありませんね(笑)
タイですとふつうに快適なドミトリーに泊まれる値段です。
KAMPORのおすすめポイント
館内がスタイリッシュ
一歩入っただけでテンションあがります。
外が田舎の道だけにギャップがすごい。
デザインもしっかり考えて設計されているのだと思います。
デザイン好きな方は館内を見て回るだけでも楽しいはずです。
しっかり休めるように配慮されている
ドミトリーは安いのですが、他の宿泊者がいるおかげであまり休めないという致命的欠点があります。
KAMPORの場合、ドミトリーでありながら他の宿泊者に極力煩わされないように環境が考えられています。
✅プライバシーが保たれたユニット
ユニットは遮光カーテン付の完全プライベート空間です。
身長173センチのぼくが両手足を伸ばしても壁に届きません。十分な広さがあります。
ベッドごとにライト、電源があります。
ユニットが広いのでベッドでも作業できます。
足元に間接照明がありますので、部屋の明かりが消えていても真っ暗ではありません。
夜中にトイレに行くときなど助かります。
1室にベッドは8つ。かなり贅沢なスペースの使い方です。
ベッドには階段がついています。上り下りが楽なうえ下の人に迷惑がかかりません。
✅音が気になりにくい設計
ベッドのある部屋の出入り口は「引き戸」になっており、静かに開け閉めできるように配慮されています。
扉だと開け閉めのたびに「バタン」とか「ギィ〜」といった音がして、けっこう耳障りなんですよね。
扉でも静かに開け閉めすることは可能ですが、そんなことしてくれる旅行者はまずいません。
ベッドスペースとバスルーム・トイレが別になっているのもいいですね。
「そんなの当たり前じゃないの?」
と思われるかもしれませんが、ベッドとバスルームが同じ部屋にあるホステルはけっこうあります。
ベッドとバスルームが同じ部屋にある場合、誰かがバスルームを使えば音がします。自分が使う側だと寝ている人に気を使います。
他人に気を使わなくていいように設計されているわけです。
裸足で快適に過ごせる
海外のドミトリーに慣れていないと、感覚的に「床がなんか心地悪い」というのは安いホステルにありがち、というかそれが普通です。
KAMPORは上履き専用のサンダルが用意されており、館内に入る際には下足から履き替えます。
館内はサンダルで移動するので、素足が床に付きません。これだけで快適さがぐっとあがります。
シャワーとトイレが別になっているのも床の清潔感に貢献しています。
一緒だとトイレを使うだけでも濡れた床に足をつけねばなりません。仕方がないとはいえ気持ちのいいものではありませんよね。
濡れた床を素足で踏むのはシャワーのときだけです。
作業環境が整っている
「CO-WORKING SPACE」とあるとおり、1階に小さな作業スペースがあります。
最大8人です。ぼくが滞在していたときはだれも作業していませんでした。
エアコンが効いておりジャズが流れています。カフェで作業するのと同じ雰囲気です。
カフェ作業が好きな方なら絶対快適な環境です。
テーブルはちょうどよい高さでPCが楽に使えます。
カフェによっては低すぎて作業が辛いことがあるのですが、そういった心配はありません。
電源は延長コードをつけてくれるので心配ありません。
WiFiも安定しています。
ホステルのWiFiは「あるけれど不安定」なケースがめずらしくないですが、KAMPORは大丈夫です。
画像のダウンロードもツイキャスも問題なくできました。
飲み物はタイミルクティーなどが45バーツで注文できます。
1階にトイレも完備されています。多少お腹が怪しくても安心して作業できますね。
昨日のツイートに写っていたロゴを頼りに@mai_ownpaceさんと@satoweb7さんが訪ねてきてくれまして、6時間くらいしゃべってました。
こちらのカフェ兼ホステルはかなり居心地がよくつい長居してしまいました。
話した結果「自意識が発信の邪魔をするね」という結論でした。
いい空間だと話も弾みます pic.twitter.com/znGRCCv0mS— カトヒサ地道なWeb系フリーランス (@hisayosky) 2018年11月25日
とにかく作業に快適な場所です。快適すぎておしゃべりが止まりませんでした。。。
チェンマイは暑いので、作業場をもとめて外を歩くのはなかなかつらいです。
ホテル内に作業できる環境があるのはありがたいですね。
スタッフが気さく
KAMPORはスタッフの方が気さくです。
ネーさん
ビッキーさん
ジェジェさん
ピートさん
ぼくははじめカフェを利用していただけでしたが、最後は宿泊してしまいました。
お茶を頼んだだけなのにお茶菓子も出してくれたり、「電源使っていいよ」と延長コードを回してくれたり。
ただカフェにきて長居していただけのお客に、みなさんとてもやさしくしてくださいました。
ホテルは設備も大事ですがやはり「人」です。その点でもKAMPORは印象に残る宿でした。
ちょうどよい立地
観光の中心地から離れており一見まわりにはなにもないように見えますが、飲食に困ることはありません。
ローカルプライスで
パッタイや
カーオソーイ(カレーラーメンみたいなやつ)
など食べられます。
サンデーマーケットからは近いです。
観光はちょっとでいいなら過ごしやすい環境です。
泊まってわかった残念なところ
少しですが残念なところもありますので、包み隠さず紹介しておきます。
☑夜は「パーティー」の音が聞こえる
道の向かいにプール付きのバーがあり、毎晩パーティーの音が聞こえてきます。
とはいえ0時には終わります。早く寝たい人は耳栓を用意しておきましょう。
☑バスルームに近いユニットは水の音がする
バスルームに近いユニットにあたると、誰かがシャワーを浴びているとき水の音が聞こえます。
そんなにうるさいわけではありませんが、気になる人はいるでしょうね。
☑シャワールームの排水口がつまりやすい
排水口が目詰まりしてシャワールームの床が池になったことがありました。
たしかに掃除してくれているのですが、毎日ではないのかもしれません。
☑作業スペースに蚊がいる
エアコンを使っていないときはドアも窓も開け放してあるので、蚊が入ってきます。
虫よけで対抗するしかありません。作業場のテーブルにもさりげなくおいてありました。
☑ドミトリーが男女混合
ユニットはかなり個別性が高いので、個人的にはそんなに気にしなくてよいかと思います。
女性が一人で泊まっても大丈夫な環境です。実際一人で泊まっている韓国人の女性もいました(しかも長期滞在)。
気になる方は避けましょう。
残念なところはこのくらいです。
残念なところを差し引いても、快適なホステルであるのは間違いありません。
チェンマイにお越しの際はぜひ訪ねてみてください。
コワーキングスペースやカフェだけ利用してみてもいいと思いますよ。
コワーキングスペースの使用料はとくにないようですが、1ドリンクくらい頼んだほうが気持ちよく使えます。
【ここだけの話】KAMPORに安く泊まる方法
といってもHotels.comさんから予約するだけです。
直接予約すると1泊350バーツ(1200円くらい)かかります。
Hotels.comさんだと800円くらいなのでだいぶお安く泊まれますよ。
まとめ:チェンマイでノマドワークするならKAMPORに行ってみたら? カフェ、コワーキングスペースだけでもOK
チェンマイのKAMPORは
- ドミトリーだけどしっかり休める
- ホステル内に快適な作業場がある
- 地味な立地だが必要なものは近くにある
- スタッフが自然に親切
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