こんにちは。カトー(@hisayosky)です。
当ブログ「かじとりズム」は1年前の7月1日にはじまりまして、おかげさまで1年続けてこられました。
毎回記事を読んでくださる読者のみなさんに御礼申し上げます。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
▼一番最初に書いた記事
10年間会社で働いてわかった3つの「雇われるリスク」
「ブログを1年間やってみて、実際何かいいことあったか?」というのが今日のテーマです。
結論から言いますと、いいことはありました。しかし期待通りではなかったのが本音です。
自分が思っていたほど運営は上手じゃなかったみたいです。
2ヶ月くらいで 10,000pv突破して、1年も続けたらブログからの収益がじゃんじゃんあるものだと思っていました。
ぜんぜんそんなことないです。ブロガーとしてのドリーム感はゼロです。
とかくキラキラした報告が目に入るものですが、わきの方にはこういう人もいるんだなと思っていただければ、この記事を書いた甲斐があったというものです。
べつにしょぼくれているわけではありません。
ブログを続けていたおかげで切り開けた展開もありました。
ブログは個人で仕事をしていくツールとして着実に育ってきました。実際、仕事になる案件も発生しています。
ぼくの場合ドリーム感はなかったけれど、ブログはやってよかったです。それは疑いの余地なしです。
今回はブログを1年続けた結果、何がどうしてどうなったか書いていきます。
ブログ運営がいまいちうまくいってない方が読むと、考え方を切り替えられるかもしれません。
数字は大事ですが、すべてではないんですよ。
ではいってみましょう。
1年で記事を書く力がついた
1年で165記事書きました。消したのも含めると170いかないくらいですかね。こんなにキーボード叩いた1年は今までありませんでした。
はじめは書くのに3日くらいかかっていました。よくあそこで挫折しなかったと思います。いまは2、3時間で書けてます。
記事の書き方をルーティーン化できたので安定して書けるようになりましたね。ネタ探しもじょうずになってます。
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はじめの頃はとにかく書けそうなことを手当たり次第書いていました。いまは読者の需要と検索ニーズを考えて記事を書いています。
ニーズを考えるのはいいことですが、はじめの頃に比べるとおもしろみのある記事は減った気がします。
検索ニーズは確かに重要ですが「記事から発せられる熱量」がブログの魅力だと思うので、そこは失くさないようにしたいですね。
▼熱量が感じられる記事
国家資格でちゃんと食える専門職に就いているぼくが仕事を変える理由
数字は思ったほど伸びなかった
現在の月間PVは14000。このくらいなら1ヶ月で達成する人もいます。数ヶ月で突破する人ならゴロゴロいます。
いっぽうで10000PVに到達することなくやめてしまう人も少なからずいます。
すごいと言えばすごいし、すごくないと言えばすごくない。14000pvは評価に迷う数字です。
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広告からの収益はアマゾン中心に月額2,000円くらいです。
これはあまり積極的に広告を貼らなかったことによります。「貼れたら貼る」というつもりでゆるくやっていました。
記事を書くのに精一杯で広告まではとても考えられませんでしたね。
裏を返せば、そんなゆるくやっても記事を書いている限り広告収入は得られるんですよ。
記事が書けなければ広告どころではないので、ぼくの場合1年目は記事書きに注力でよかったと思います。
やっと地力がついてきたことですし、数字に関してはこれからに期待ってことにしておきましょう。
ブログをきっかけに「会ったことない人」との交流が増えた
ブログを始めたおかげで「会ったことない人」との交流がめちゃくちゃ増えました。
「これがインターネットか!」と震えましたね(マジです)。
ブログを見てコメントをくれる人はもちろん、ブログをやっていたおかげでオンラインサロン「無名の逆襲」にも入れていただき、新たなつながりに恵まれました。
▼「無名の逆襲」加入直後に書いた記事
オンラインサロンって退会することにこそ意味があるんじゃない?
無名の逆襲に入ったあたりからツイッターの運用方法がわかってきて、面識のない人との交流が加速しました。
もうネットにどっぷりですね(笑)
▼ツイッター運用がわかりはじめた頃に書いた記事
TwitterとFacebook。違いがわかるとTwitterの使い方が理解できるよ【初心者用】
ブログのことも自分がこれからどうしていくのかも、教えてくれたのはネット越しに見える人たちでした。
この影響力は非常に大きく、結果としてぼくは会社を辞めて就職もせず、自宅に引きこもりデザインとプログラミングをするに至っています。
プログラミングはブログがなかったら絶対にやってません。だってなんのためにプログラミングやるのかわからない(笑)。
病院で働いているときはプログラミングやろうなんてこれっぽちも思っていませんでしたから、予想外の展開と言えばこれが一番ですね。
ブログやってなかったら、会社やめたとしてもまた就職していたと思います。ブログは確実にぼくの人生を変えました。
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ブログは自分の広告塔として育ちつつある
ぼくが会社を辞めて再就職しなかったのは、ブログがあれば個人でもやっていけると思ったからです。
ブログ自体が収益を生むというより、自分にできることを多くの人に知ってもらうツールになりうることに可能性を感じていました。
すごい能力があっても趣味やボランティアで終わる人は大勢います。
いっぽうでそんなにすごい能力でなくても仕事にできてしまう人もいます。
違いは「自分にできることを人に知ってもらえたかどうか」。つまり営業したかどうかです。
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ブログは記事を書くだけで個人の営業担当になってくれます。
1年やってみてPVこそそんなに集められませんでしたが、それでもブログは営業担当の役割を果たしてくれました。
「ブログ講座」と「ロゴ・バナーデザイン」の依頼はいずれもブログの情報がきっかけでいただけました。
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ブログを広告塔に育てることは成功したと言っていいんじゃないでしょうか。
あとはもっと高くして広く伝わるものにしていけばいいわけです。
これからの1年は、もっとブログが上手になりたい
じょうずとは曖昧な言い方ですが、「人をじょうずに集められるようになりたい」という意味です。
「とりあえず書ける」のが現在の位置ですから、それを人を集めるツールとして生かす方法をもっと身につけたいですね。
ブログ始めて1年後の結果は本当に人それぞれで、文字通り桁違いの差が出ます。それはもう残酷なほどに。
すごい人といちいち比べてたら気が狂います。へこんでやる気なくなります。
ブログは努力が報われやすいです。読者とGoogleによる評価は会社での評価に比べて清々しいほど公正です。
この1年「続けていれば何かが起こるのがブログ」でしたから、これからの1年も何かに期待するわけじゃなく、そんなこともあるかもねという感じで淡々と続けてまいります。
これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m
まとめ:ドリームはなかったけれど、リアルを変える可能性が感じられたブログ1年目でした
- 数字も結果。数字にならないことも結果
- ブログには「きっかけ」を生み出す力がある
- 続けていれば何かが起こるのがブログ。
- ドリームはなくてもリアルは変わる
- しかし2年目も引き続きドリームに期待したい
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