こんにちは。カトー(@hisayosky)です。
お金のことってよくわかんない。
わかんないってだけでつまらない損している気がするわ。
せめて損しない知識がほしーーーい!!!
という人の希望に応える本を紹介します。
『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
です(以後「お金の増やし方を教えてください!」とします)。
保険、銀行、NISA、確定拠出年金、家など、お金に関することってなんとなくわかっていてもどうしたらいいのかはっきりしません。
やるべきかやらざるべきか。やるならどれを選ぶのか。
そんな一番知りたい答えまでバシッと書いてあるのが「お金の増やし方を教えてください!」です。
「お金の増やし方を教えてください!」はお金の知識はないけれど損をしたくもないお金の素人が専門家に質問して書いた本です。
本当に質問しています(重要)。なので細かいことも難しいことも書いていません。
素人が欲しいのは知識ではなくて答えです。
できれば勉強せずに答えだけほしい!!
そんなお金の素人の虫のいい希望をかなえる本です。
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」
のタイトルは伊達じゃありません。
今回は「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」のおすすめポイントを紹介していきます。
ではいってみましょう。
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」の設定
お金のことがよくわからない「大橋くん」がお金のプロである「山崎さん」に質問して答えてもらう形式で進んでいきます。
☑大橋くんのプロフィール
- 38歳。13年勤めた大手通信会社を退職し、残業代も退職金もない出版社に転職。
- 全財産は退職金の500万円のみ。
- せっかく働いて貯めたお金は絶対失いたくない。でも正直、これからも金融のことは勉強しないと思う。
- 気が弱い。昔、IT関連株で100万円くらい損したことがある。
☑山崎さんのプロフィール
- 山崎元さん。
- 東京大学経済学部卒業後、三菱商事入社を皮切りに12の金融関係の仕事を渡り歩いてきたお金のプロ。
- テレビ、雑誌で活躍しつつ大学で先生もやっている。
- 毒舌の池上彰。よく開き直る。
大橋くんが本当にお金の常識を持ち合わせていないところが読者にやさしいですね。
「ああ、それ! それが聞きたかったんだよ!」という質問をことごとくしてくれています。
「お金の増やし方を教えてください!」が1時間で読める根拠
大橋くんと山崎さんの会話形式で進む本だからです。
お金関係の本なのに文字がめちゃくちゃ少なく余白が多いです。
カギ括弧の上にお二人のイラストがついていることもあり、かなり漫画感覚で読めます。
ちなみにぼくは2時間かかりました。早く読んだら1時間と思っておいてください。
「お金の増やし方を教えてください!」がおすすめな人
- 銀行よりちょっとでも利回りがよくて、とにかくローリスクな投資先を知りたい人
- 老後のお金はいくら必要なのか見当もつかない人
- 生命保険って見直す余地がありそうだけど、どうやって見直したらいいかわからない人
- NISAとか確定拠出年金とか聞いたことはあるけれど、やるべきかわからない人
- とにかくお金のことで損するのがイヤな人
「お金の増やし方を教えてください!」だから読んだほうがいい3つのおすすめポイント
お金について知りたかった「答え」が書いてある
大橋「あ、えーと‥‥‥、将来が不安なので、貯金をなんとか運用して、老後に備えておきたいんです。だって日本は少子高齢化で年金がもらえるかわからないじゃないですか。でも、銀行に預けてても、利息はほんの少ししかもらえないし、株とかやるのも、リーマンショック的なことが起きて全財産を失ってしまいそうで怖いし‥‥‥。つまり、何が言いたいかというと、このお金は13年かんがんばって働いて稼いだお金なんです! だから絶対失いたくないんです!」
山崎「安全に持っておきたいってことだよね。そしたら日本国債だね。「個人向け国債」ってやつを買うといい」
こんな具合に大橋くんの質問に、山崎さんがバシッと具体的な答えを出してくれます。
「え、そんなにあっさり!?」と拍子抜けするくらいのシンプル回答です。
「Aの点はいいけれどBの点ではデメリットもあるので、最後は個人の判断です」みたいなあいまいな回答は一切ありません。
お金に弱い素人がほしいのは知識ではなく「答え」です。
知識がまとまっている本はいっぱいあるけれど、答えが書いてある本は意外とないんですよね。
ぼくは保険と家のことがずーっとうやむやだったのですが、「お金の増やし方を教えてください!」でスッキリと答えが出ました(今は買わなくてよいという結論でした)。
やったほうがいいか判断できる知識がつく
「投信」「NISA」「確定拠出年金」という言葉は知っていても「なんとなく」だったりしませんか?
なんとなくだから「やったほうがいいかどうか」判断できずにとりあえず放ってありませんか?
はい。ぼくはそうでした。
ふつう本で紹介されている金融商品にはいまひとつ手が出なかったりします。
情報が複雑すぎて信用できるかどうか判断できないからです。
「お金の増やし方を教えてください!」は素人にもわかりやすく平易な言葉で根拠が示してあるので、山崎さんの「やったほうがいい」を信用できます。
ちなみに「投信」「NISA」「確定拠出年金」は「やったほうがいい」でした。
説明がとにかく「お金弱者」にやさしい
読めばわかりますが、大橋くんは本当にお金の知識がありません。
お金の知識がないということは100%われわれの代表です。
読んでて「わからないな」というところで、大橋くんは容赦なく「言ってる意味がわかりません」と山崎さんにつっこみます。
おかげで読者であるわれわれは、わかりやすい説明が受けられます。
お金のことを知る入り口として、これ以上わかりやすい本はいままで出会ったことがありませんでした。
個人的には1冊目に出会いたかった本ですね。
何も知らないならとりあえず「お金の増やし方を教えてください!」をマニュアルにして動いてみてもいいでしょう。
実際、利益が上がったという報告もネットに上がっています。
>>「お金の増やし方」本の教えに従い、2ヶ月運用してみた結果
かんたんなことばかりなので「お金の増やし方を教えてください!」を見ながらでも十分できるはずです。
まとめ:「お金の増やし方を教えてください!」はむずかしい知識はともかく、とにかく損をしたくない人におすすめの本です
- お金の素人にこれ以上やさしい本はないと思う
- バシッと答えが書いてある
- 答えを信用できるか判断するだけの知識もつく
- お金の守り方を知る入り口としてうってつけの1冊
▼最後まで読んでくれたあなたにおすすめの記事
FX初心者でも最初から利益が出せる方法を教えます【メンタル重要】
▼お金の運用に関心がある人におすすめの記事
意外とシンプル。投資をはじめるならやるべき3つのことを教えます