素人が簡単に利益ができるならだれでもやってるわよねぇ。
たしかにはじめから利益を出せる人は少ないと思います。
でも利益を出す方法はあるんです。
「利益が出るまで待つ」
これだけです。マジですよ(笑)
冗談でもなんでもなく、待っていればいいのです。
動いた相場はいつか戻ってきます。
大事なのは戻ってくるまで死なない(強制決済にあわない)ことです。
死なないよう対策をして待っているだけですから、むずかしいことはありません。
素人でもできるはずです。
とはいえ誰にでもできるわけではありません。
地味な努力をコツコツと継続できるかどうかがカギですね。
今日はFX初心者でも利益を出せる方法について解説します。
ではいってみましょう。
確実に言えるのは「相場は動く」ということ
ぼくは相場を予測していません。
そのかわり予測できない前提で戦略を立てています。
予測できない相場において唯一確実なのは「相場は動く」ということです。
上がれば必ず下がります。
「いつ」「どこまで」動くのかはわかりませんが、取引期間が長ければあまり関係ありません。
「1日で戻ってくる」のと「1年で戻ってくる」のをくらべれば、期待できるのは「1年」のほうですよね。
つまり取引のスパンを長くすればするほど利益は出しやすいのです。
長くもっていることはリスクでもある
とはいえポジションを長くもっていたら、リーマンショックみたいな不測の事態に巻き込まれる可能性が高くなります。
といいますか、残念ながらまず巻き込まれると思ったほうがいいです(笑)
利益を出すには長く持っていた方が有利です。
いっぽうで急な相場の変動にまきこまれやすいという点では圧倒的に不利です。
では「長く持っているリスクを小さくする」にはどうしたらいいでしょうか。
長くもっているリスクを小さくする方法
ずばり「なるべく有利な値でポジションをもつこと」です。
「それができれば苦労しないよ!」って思いますよね?
べつに底値ドンピシャでポジションを持つ必要はありません。
「買」でポジションをもつとしましょう。
数カ月から1年の相場がどのくらいの幅で動いているか調べます。
赤のエリアでポジションがもてれば上出来です。白のエリアでもつよりはずっと有利なはずです。
では、有利なポジションをもつためにすべきことを3つ紹介します。
過去のデータを見る(書く)
値動きの幅は過去の時系列データやチャートをみればわかります。
おすすめなのはデータとチャートを手で書き写すことです。
自分で書いてみると値動きがより受け止めやすくなります。
めんどくさいですが、これだけで利益を出す確率があがるならかなりお得です。
分割で売買する
分割で売買すれば、ポジションを有利な方向に動かすことができます。
1USドル=100円で1枚(10000ドルのことです)買ったら、ポジションの平均値は100円です。
でも1USドル=100円で0.5枚、90円で0.5枚買ったらどうでしょう。
(100円 × 0.5)+(90円 × 0.5)=95円
1回で買った時より5円も有利なポジションをもつことができました。
いったん手にしたポジションはやり直しができません。
やり直しはできませんが分割売買によって修正はできるのです。
資金管理をする
株は価値がゼロになる可能性がありますが、貨幣価値がゼロになる可能性はまずないと考えてよいでしょう。
為替の変動はある程度幅が決まっているのです。
USドルの場合、史上最安値は1USドル=75.54円です。
2018年5月現在、1USドル=110円くらいですから、40円動いても耐えられるように資金管理できていたらかなり安心です。
年間平均変動幅(1995-2017)は17.71円です。これで判断すれば20円くらいの変動に耐えられれば死なないと考えられます。
大きな変動に耐えられるように資金を管理するには2つのやり方があります。
- 自己資金を大きくする
- 取引量を小さくする
詳しい説明はこちらの記事をごらんください。3分くらいで読めます。
◆自己資金を大きくする
>>投資家に一番なりやすい会社員が投資家になれないたった1つの理由
◆取引量を小さくする
>>FXが怖いのは「なにが怖いのか」わからないから。怖さの理由を解説します
資金量に対してどこまでの取引量なら安全かを把握しておくのが重要です。
まとめ:初心者がFXで利益を上げるには取引が長期になっても死なないようにすればいい
- 相場は必ず動く。でも「いつ」「どのくらい」動くのかはわからない
- 1日より1年のほうが値が戻ってくるのを期待できる
- 死なないためには「データを見る」「分割売買する」「資金管理」をすること
- 投資は自己責任でやりましょう
▼最後まで読んでくれたあなたにおすすめの記事
▶【FX】レバレッジは気にしなくてもいいが資金管理のために数字の意味は知っておくべき