こんにちは。カトー(@hisayosky )です。
FXに限らず投資やってみようかなと思ったら、まず「勉強」をしますよね。
勉強は本を読むのが一番手軽です。
教えてくれる人は身近にいないことが多いですから。
ぼくの場合、投資はFXだけやっています。
その経験から言いますと、本を読むだけでは勉強になりません。つまり、できるようになりません。
本は「勉強するための準備をするもの」です。
FXの勉強は「実践」です。実践にまさる勉強はないですし、実践なしにできるようになることは絶対にありません。
給与所得者の場合、20万円以上の利益が出ると確定申告をしなければなりません。
ぼくは過去2年間FXで納税していますが、すぐに納税できるようになったわけではありません。
きちんと「勉強」をすればFXはそんなにむずかしくありません。
今回はFXで利益を出すために「勉強」が必要な理由について書いていきます。
ぼくのやっている勉強の中身にも少し触れます。
ではいってみましょう。
本を読むだけではFXの勉強にならない理由
われわれは、評論家になるための勉強をしているのではない。
実践家になる。それも下手ではない実践家になりたいのであるから、すべての勉強は実践力の養成に向けられるべきである。
引用のとおりです。本を読むだけでは知識はつくけれど実践力はつきません。すなわち評論家で終わります。
FXをはじめとして投資にはお金を失うリスクがつきまといます。お金を失うかもしれない状況だと理屈どおりに動けないものです。
ゆえに「実践」を通さなければできるようにならないのです。
勉強は「できるようになるための努力」ですから実践がすなわち勉強なのです。
どんな勉強をすればよいか?
やってみることがすなわち勉強と書きましたが、ただ売り買いするだけでは勉強になりません。
ぼくの場合は以下のことが実践項目になります。
- 場帖をつける:値動きをノートに書きます
- 玉帖をつける:売り買いの記録付けます
- グラフを書く:グラフ用紙に手書きで書きます
- 玉を動かす:売り買いするという意味です。これは「できそうなら」です
これを毎朝やります。10分くらいで終わります。
ぼくのやり方は先ほどの引用した『株式上達セミナー』にしたがったものです。
株式の本ですが基本はFXと同じです。というかすべての投資に共通するやり方だと思います。
ずっと触っていないと相場の様子はわからなくなります。人によって実践する内容は変わると思いますが、毎日の実践を積み重ねていくのが勉強であるといえます。
利益が上がらなくなった理由
ぼく個人の話をしますと、じつは今年は運用成績があまりよくありません。損はしていませんが、昨年とは比べようもないほど成績が落ち込んでいます。
理由を考えてみたところ2つ思い当たりました。
- 実践をさぼった
- 新しい手法を試そうとした
実践をさぼったのは、ブログに注力するあまり毎日のルーティーンが途絶えてしまったからです。
ルーティーンをやめてしまうと途端に相場の感じがわからなくなりますし、いま自分がどんなポジションをもっているのかもあいまいになります。
結果として玉を動かす機会を逸してしまったわけです。
新しい手法を試そうとしたのは、めずらしくFX関係の本を買ったのが発端です。
FX関係でいい本を探すのはむずかしいのですが、ひさしぶりに「これは!」という本を見つけたので買いました。
手法はよさそうだったのでやってみることにしたのですが、まったく動けなくなってしまいました。
いままでのやり方なら平気で売り買いできていたのですが、やり方を変えたとたんに「怖さ」を感じるようになってしまったのです。
手法は悪くありませんでした。ただ自分とは相性がよくありませんでした。
FXでは自分に合ったやり方を伸ばしていく方が得策です。簡単によさそうな手法に飛びついてはいけないということです。
まとめ:FXは実践こそが勉強。本を読んだだけでは玉を動かせるようにはならない
- FXは実践しないとできるようにならないよ
- 勉強は実践するための準備。実践しなければ評論家で終わるよ
- 毎日の実践の積み重ねが一番勉強になるよ
- 「いいやり方」と「自分に合うやり方」は一致しないよ
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