やっぱりMacがいいのかしら。
だってスタバに行ったらみんなMacじゃないのよーぅ!
こんにちは。このたびMacからWindowsに乗り換えたカトー(@hisayosky)です。
たぶん非常にめずらしいパターンだと思います。ふつうはWindowsからMacに乗り換えですよね。
ぼくは2011年から6年間MacBook Airを使用していました。とても気に入っていたし使い勝手もよかったので、買い替えるならMac以外ありえないとさえ思っていました。
そんなぼくが土壇場でWindowsを選んだのは、
べつにMacじゃなくてもよくね?
と思えるほどWindows機のレベルが上がっていたからです。
操作性はMacの方に分がありますが、個人的にはインターフェイスや保存領域のデザイン、クラウドへのアクセスはWindowsのほうが便利だと感じています。
なので、MacとWindowsのどちらにしようか迷っている人はどちらを選んでも構わないというのが結論です。
しかし細かい違いは確実にありますので、自分の好みや環境に合うかどうかが選択の決め手になるでしょう。
今日はMacBook Airを6年使い、現在Windows機をメイン機として使用しているぼくが感じた「MacとWindowsの違い」を解説します。
完全にいちユーザー目線の記事ですから、自分が使う時のことを想像しやすいと思いますよ。
ではいってみましょう。
MacとWindowsの比較
比較対象
MacにもWindowsにもいくつかの機種がありますが、本記事ではMacBook ProとSPECTRE ×360で比較します。スペックがほぼ同じだからです。
なおMacBook Proの実機は店頭で確認してあります。
違いがはっきりしているところ
トラックパッドの操作性
トラックパッドの感度はMacのほうが断然よいです。ほぼ思った通りの操作ができてミスも少ないです。
Windows機のトラックパッドも悪くないのですが、Macに比べると「あれ?」と思うミスが頻発してはじめは戸惑いました。
とさえ思いましたが、これは慣れの問題でした。現在はそれほど気になりません。
しかしMacのほうがトラックパッドの操作性に優れているのはあきらかです。
拡張性
これは圧倒的にWindowsのほうがいいです。
Windows機ではUSB3.1(いわゆるふつうのUSB)が使えます。
なにを当たり前のことを言っているんだ、と思われるかもしれません。
じつは現在のMacBook ProにはUSB3.1を差せるところがありません。あるのはUSB-Cポートのみです。
USB-Cには「USB3.1より小さい」「上下関係なく差せる」「耐久性に優れている」といった長所があるもののUSB3.1の需要はまだまだあります。
ぼくは記憶媒体だけでなく光学ドライブもUSB接続で使っているのでUSB3.1のポートがなくなるのは困ります。
MacBook Proの場合、USB3.1を使うには専用のコネクターを別途購入しなければなりません。
スマートが売りのMacなのにコネクターが必要なのはスマートじゃないですね。個人的には大いに不満なところでした。
価格
ずばり同じスペックならWindows機のほうが安いです。同じ値段ならWindows機のほうがハイスペックなものが買えるとも言えます。
MacBook ProとSPECTRE ×360の価格を同じスペック(Core-i5、メモリ8GB、ストレージ256GB SSD )で比較すると
MacBook Pro:164,800円(税別)
SPECTRE ×360:131,800円(税別)
となります。
Windowsのほうが33,000円安いですね。でもこれだけではありません。
Windowsのほうは値引きがあるのでさらに安くなる可能性があります。
たとえばヤフーショッピングを見てみますと税込みで126,400円となっています。しかも送料無料でポイントが6000ポイント以上つきます。
このように価格の安さはWindowsが圧倒的です。
じつは価格が安かったこともWindowsに乗り換えた要因の一つでした。というのもメインとサブの2台持ちにしようと考えていたからです。
ちなみにサブ機にはこちらのWindowsタブレットを選びました。
タブレットとは言いつつもOSはWindows10です。
ちゃんとしたキーボードがついているだけでなくスタイラスペンまである優れものです。しかもOffice Mobileが使えます。
こちらは外出先でのブログ編集、デザインワークを目的としています。
違いがはっきりしない、つまり好みでわかれるところ
見た目
Windowsでも最上位モデルになるとメタルな感じで高級感もあります。
Mac=スタイリッシュ、Windows=ダサいと思っていましたが、最近のWindows機はこれに当てはまりません。
いろいろと見比べてみることをおすすめしますが、できれば実機を見たいところです。
公式サイトの写真は実物よりかなりかっこよくなっていますので注意してください。
どうしても実機が見られない場合はブロガーのレビュー記事を参考にされるのがよいでしょう。
ブロガー自身が撮った写真なのでかなり実機に近いイメージで見ることができます。
画面のきれいさ
MacのノートパソコンにはRetinaディスプレイが採用されています。なにも知らない人が見ても「Macは画面がきれいだな」と思えるのはRetinaディスプレイだからです。
Windowsでは4kディスプレイがこれにあたります。こちらもRetinaに負けず劣らずきれいです。
画面がきれいだとバッテリーを消費やすくなりますが、どちらもバッテリー駆動時間は10時間で変わりがありません。
ちなみにSPECTRE ×360の4kじゃないモデル(フルHDブライトビュー)だとバッテリー持続時間は16時間45分です。ぼくはバッテリーを優先してこちらを選択しました。
タッチジェスチャー
二本指を下から上に動かして「スクロール」、左から右へ動かすと「戻る」などといった操作方法を「タッチジェスチャー」といいます。
タッチジェスチャーはもともとMacにしかなかった機能でしたが、Windows10でもほぼ同じことができるようになりました。
おかげでWindowsでもMacと同じように操作ができます。Windowsに乗り換えてもいいかなと思えたのはタッチジェスチャの強化が非常に大きかったです。
バッテリー
一般的にWindowsのほうがバッテリーの持ちが悪いと言われているようですが、いまのところそのような印象は受けません。
【参考】WindowsのノートパソコンはなぜMacより充電の持ちが悪いのでしょうか
SPECTRE ×360の場合、ネットにつなぎながらの作業で10時間は使えています。買って2カ月経とうとしていますが、まだケーブルにつないで使ったことはありません。
ただしそれなりに節電対策はしてあります。まあMacでも同じですけどね。
キーボード
キーを押したときの深さをキーストロークといいます。
MacBook Proはキーストロークがほとんどないんじゃないかというくらい浅いです。でもちゃんと打てます。打鍵感が心地よいとさえ感じます。
キーを打つ音さえ心地よく感じてしまう人もいるほどです。
SPECTRE ×360のキーストロークは1mmです。けっして深くはありませんがMacBook Proに比べると深いです。
といいますかMacBook Proのキーストロークが変態的に浅いと思ったほうがいいです。
キーストロークは浅ければよいというわけではありません。ある程度あったほうが打ちやすいという人もいます。こればっかりは自分で打ってみてよさを判断するしかありません。
クラウド
Windowsには「OneDrive」、Macには「iCloud」というクラウドストレージがあります。
クラウドストレージとはオンライン上にあるストレージサービスのことです。
これに関してはWindowsでもMacでも機能に違いはありません。
個人的にはWindowsの「OneDrive」のほうが使いやすいです。
ガイドに従ってPCの初期設定をやっていたらいつの間にか使えるようになっていましたし、アクセスも内部ストレージと同じ感覚でできており重宝しています。
【パソコンダスト】 ※壊れていても、送料無料でパソコン回収
【Mac無料回収センター】 ※全国対応。不要・壊れたMacでも大丈夫!
まとめ:MacとWindowsを比較するならポイントを絞ること。最終的には好みと使用環境の問題です
- スタイリッシュでおしゃれなのはMacだけじゃない
- 操作性のよさならMacの勝ち
- WindowsにはふつうのUSBポートがあるけれどMacBook Proにはない
- おなじスペックならWindowsのほうがはるかに安い
- 予算に合わせて好きなほうを買えばOK。Macの方が絶対的にすごいわけではない
▼最後まで読んでくれたあなたにおすすめの記事
MacBook Airを買いました。Proにしなかった理由はAirがベストバイだったから。